2016年にアルバム『マーカス・キング・バンド登場！』でメジャー・デビューし、〈FUJI ROCK FESTIVAL '17〉に出演。観客に鮮烈な印象を与えたブルース・ロック・バンド、マーカス・キング・バンド（The Marcus King Band）が、2ndアルバム『カロライナ・コンフェッションズ』（UCCO-1199 2,500円 + 税）を10月17日（水）にリリース。収録曲の「ホームシック」と「ウェルカム・ラウンド・ヒア」が公開されています。

　メジャー・デビュー前に所属していた「Evil Teen Records」の主宰者で、オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリストであり、ジャム・バンドのガヴァメント・ミュールの中心人物として知られるウォーレン・ヘインズのプロデュースによる前作から打って変わって、新作は、クリス・クリストファーソンやドリー・パートンらの多くの作品を手がけ、〈グラミー賞〉も受賞しているデイヴ・コブを起用。米ナッシュビルにあるRCAのスタジオで制作されました。

　ブラック・キーズのダン・オーバックとシンガー・ソングライターのパット・マクラフリンとともに書いた「ハウ・ロング」以外は、すべてフロントマン、マーカス・キングのオリジナル曲。キングは収録曲について「友人との別れを歌ったもの」と語り、「このレコ―ドの曲は全てひとつの中心的なテーマに基づいている。それは、人との関係性が終わってしまうとき、批難の余地が全くないような人なんて存在しないということ」とコメントしています。

photo by David McClister