美しく流れるようなメリハリあるボディラインを持つカーヴィーモデルとして、シャネルほか多くのビッグブランドのランウェイを歩き、オランダ版やフランス版の『VOGUE』で表紙を飾るなど唯一無二の存在感を発揮しているジル・コルトレーヴや、ママ・モデルとして人気のジジ・ハディッドなどのトップモデルたちが出演するH&Mのキャンペーン・ムービー「ウェルカム・トゥ・ホテル・ヘネス」(Welcome to Hotel Hennes)が、4月よりオンエア。
この映像で流れている楽曲は、スペイン出身の女性デュオ“バカラ”が1977年に発表したデビュー・シングル「Yes Sir, I Can Boogie」(邦題「魅惑のブギー」)です。
バカラは、マイテ・マテオスとマリア・メンディオロによって77年に結成。デビュー・シングルの「魅惑のブギー」が全英1位となって国際的に成功を収め、同シングルはこれまでに世界で1800万枚超のセールスを記録。続くシングル「Sorry, I'm a Lady」(邦題「真夜中のレディ」)もヒットし、特にスペイン、ドイツ、日本で人気を博しました。日本では、「ハロー・ミスター・モンキー」のヒットで知られるアラベスクとともに、70年代のディスコ・シーンを席巻。バカラは1981年以降はメンバーそれぞれのソロ・キャリアへ進みましたが、80年代半ばよりマテオス、メンディオロそれぞれが“バカラ”を名乗る別々のデュオを率いて活動。2つの“バカラ”が存在する形となりました。マテオスのバカラはスペインやドイツでTVやライヴに出演、メンディオロのバカラは「Fantasy Boy」「Touch Me」といったハイエナジー楽曲や「Wind Beneath My Wings」をクラブ・シーンでヒットさせています。