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クラシックプレス
第12号 2002年秋号
2002年9月13日発売
CD付き
A5版 全240頁
本体2,381円 + 税
-品切れ-
国内唯一の輸入盤クラシックCD専門雑誌「クラシックプレス」、第12号はブルーノ・ワルター歿後40周年を記念し、付録CDには“ワルター名演集”を収録いたしました。ワルターのSP録音時代のさまざまな名演を、「クラシックプレス」で独自に復刻。宇野功芳氏に送られたワルターの肉声メッセージも特別収録しています。演奏は今回も20世紀前半のものとは思えない高音質で、巨匠の至芸を堪能することができます(曲目・管弦楽団は以下のデータ参照)。
 インタビューは、歴史的音源の復刻で定評のあるTAHRAレーベル主催者ルネ・トレミヌ氏、フルトヴェングラー作曲の交響曲の演奏にかける指揮者G.A.アルブレヒト氏、「ハイフェッツの再来」と噂されるカナダの新進ヴァイオリニストのジェームス・エーネス氏を取り上げています。
 今号より新連載として「復刻盤鑑定会」がスタート。ライター2名が、同一音源による数種類のCDを試聴比較、どのCDがベスト・サウンドかの判定を下します。。
 輸入盤CDは350点以上を掲載。うち約260枚をレビュー、他のCDにもすべて日本語による紹介コメントが付いています。
≪特製CD≫
『ブルーノ・ワルターに捧げる』 世界初復刻あり


[ 収録曲 ]
1 モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
ブリティッシュ交響楽団(1932年4月15日)
2 モーツァルト:セレナード第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1936年12月17日)
3 J.シュトラウス:皇帝円舞曲 op.437
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1937年10月18日)
4 R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」より ワルツ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1930年2月14日)
5 マーラー:交響曲第5番より アダージェット
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1938年1月15日)
6 シューマン:劇付随音楽「マンフレッド」序曲
ベルリン国立歌劇場管弦楽団(1925年、初復刻)
7 ワーグナー:序曲「ファウスト」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1923年、初復刻)
8 ビゼー:歌劇「カルメン」より 第3幕前奏曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1923年、初復刻)
9 特別付録!「ワルターの声の便り」(1952年)
ワルターから宇野功芳氏へ送られたテープより特別に復刻。"This is Bruno Walter speaking…"に始まり、ビヴァリ−ヒルズの自邸の様子や近況を2分以上も語る。

[ 付録CDストーリー ]
・宇野功芳が語る、ブルーノ・ワルターとの文通
・ブルーノ・ワルターの想い出(ジョン・マックルーアによる1962年のワルター追悼記事)
≪ドキュメント≫
ハンス・クナッパーツブッシュ演奏会全記録Part5 1956
 (日本ハンス・クナッパーツブッシュ研究会編)
≪特別記事≫
[ 短期集中連載 ]
グィド・カンテッリ トスカニーニとともに 2(ローレンス・ルイス)
[ 特別寄稿 ]
サンフランシスコからのマーラー第6番(ヒューウェル・タークイ
[ インタビュー ]
TAHRAレーベル創立10周年記念 主催者ルネ・トレミヌ氏にきく(きき手:田中成和)
[ インタビュー ]
ゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒトにきく(きき手:平林直哉)
[ インタビュー ]
ジェームス・エーネス(きき手:平林直哉)
外国人評論家による日本製CDレビュー(アラン・サンダース&マイケル・グレイ、対訳付英文)
xrcd2総ざらい 3(マイケル・グレイ、対訳付英文)
≪定期連載≫
[ クナッパーツブッシュの名盤/宇野功芳 ]
- ベートーヴェン:交響曲第7番/チャイコフスキー:「くるみ割り人形」
 ブルーノ・ワルター、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーに続く全演奏批評シリーズ、ファンの圧倒的要望にお応えして連載中。
[ もっと知りたい、この作曲家/濱田滋郎 ]
- カロル・シマノフスキ、歌劇「ロジェ王」と声楽曲
 他の追随を許さない幅広く深い知識、それ以上にレコードと音楽に対する熱き愛情を持つ筆者が秘境へと誘う。これを読むとそれぞれの作曲家に対する愛情が沸き、個々の作品への理解がいっそう深まること間違いなし。クラシック音楽鑑賞の神髄。
[ 音楽家の食卓/横堀朱美 ]
- ヘンデル、ポッテド・シュリンプ
 大作曲家たちの食卓にはどういった料理が並んでいたのか? そのレシピを追求する新機軸連載。そのため、筆者は文献を読みあさり、料理を何度も試作・試食するなど、まさに血と涙とゲップの結晶。
[ 絶対邪悪/許 光俊 ]
- ザンデルリンクの引退を惜しむ
 「クラシック、恐怖の審判」(青弓社)などで知られる気鋭の筆者による、毒と邪悪と皮肉に満ちた痛快エッセイ!
[ ねこけんの聴振書教/金子建志 ]
- クルト・ホレス演出による二期会「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
 CDの批評(聴く)、アマチュア・オーケストラの指揮者(振る)、音楽学者(書く)、大学の講師(教える)として多方面で活躍が、各回テーマを絞ってわかりやすく掘り下げた興味津々のエッセイ。
[ 音楽サイト漫遊記/鈴木淳史 ]
- 演奏家サイトの有効利用法
[ 復刻盤鑑定会 ]
- ワルター&VPOのマーラー第9番(福島章恭×平林直哉)
 同一音源から複数の復刻CDがある演奏について、各社の音質を2人の鑑定家がレビュー。
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