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“5人目のビートルズ”ビリー・プレストン死去

2006/06/07掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
“5人目のビートルズ”ビリー・プレストン死去
 ビートルズローリング・ストーンズとの共演で知られるミュージシャン、ビリー・プレストンが、6日、米西部アリゾナ州の病院で他界しました。享年59歳。死因は明らかにされていませんが、腎移植手術が失敗し2005年11月から意識不明の状態が続いていたようです。

 ビリー・プレストンは、1946年、テキサス州ヒューストン生まれ。10代で本格的な音楽活動に入り、62年に16歳でレコード・デビュー、この年、ハンブルクのスター・クラブでビートルズと出会います。65年にはレイ・チャールズのバック・バンドに参加し、67〜8年に行なわれたワールド・ツアーにサポート・メンバーとして同行。また69年1月、ジョージ・ハリスンの誘いでビートルズの“ゲット・バック・セッション”に参加し、「レット・イット・ビー」や「ゲット・バック」などの楽曲で印象的な演奏を繰り広げました。アップル・ビルの屋上で行なわれたビートルズ最後のライヴ演奏ではエレクトリック・ピアノを担当、“5人目のビートルズ”と称されるほどの存在感を見せました。その後、アップル・レコードから2枚のアルバムと4枚のシングルを発表し、71年にA&Mへ移籍。72年に発表された「アウタ・スペース」がアメリカで2位まで上がる大ヒットを記録。この曲でグラミー賞“ベスト・ポップ・インストゥルメンタル”を受賞しました。

 また、ローリング・ストーンズとの親交も深く、アルバム『スティッキー・フィンガーズ』『メイン・ストリートのならず者』などのレコーディングにも参加。73年のツアーでは前座として出演し、また75/76年のツアーではサポート・メンバーとして参加するだけでなく、ストーンズをバックに自身の曲を2曲披露するなどしました。90年代に入ると薬物中毒や保険金詐欺事件などのスキャンダルに見舞われ、その後は、ゴスペル音楽などの分野で活動を続けていたようです。(写真は『ミュージック・イズ・マイ・ライフ』)心からのご冥福を申し上げます。
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