盲目のテノール歌手、
新垣勉が、ジブリ映画主題歌全10曲をカヴァーしたアルバム『アラガキジブリ。―新垣勉ジブリの名曲歌う―』を12月8日に発表します!
今作を発表するに至った経緯は、目の見えない孤独感の中で50歳の時、奥さんが台所で口ずさむ「人生のメリーゴーランド」の鼻歌を聴き、ジブリ音楽と出会ったことがきっかけとか。今年デビュー10周年を迎えるにあたり、新しいことに挑戦したいと思った彼は“言葉で伝えるジブリ”をテーマに制作。
収録楽曲は、『借りぐらしのアリエッティ』主題歌の国内初カヴァーをはじめ、「崖の上のポニョ」「となりのトトロ」「風の谷のナウシカ」を含む全10曲。元々、新垣自身も幼稚園の誕生会でお話の読み聞かせをやっていた経験があり、子供たちに人気のあるジブリ楽曲を中心に選曲されています。
新垣は「映像を見ることのできない自分が、ジブリという大作アニメをどう表現したらよいのか? 最初は戸惑いの連続でした。妻が読む絵本の朗読やジブリ映画のDVDを何度も聴き、頭にすり込み、新垣勉として歌唱しました。ポニョやトトロは、オリジナル感満載に仕上がりました。初めてアニメ楽曲をカヴァーしたこともとても良い経験になりました。是非、より多くの方に聴いてもらえたらと思います」とコメントしています。