きたる7月25日(金)、全国東宝系で公開される映画『GODZILLA ゴジラ』。公開に先駆け、
アレクサンドル・デスプラが手掛けるオリジナル・サウンドトラックの
日本盤が7月23日(水)に緊急発売! また、この日本盤にのみ、本作品のために新たに創りだされた“ゴジラの雄叫び”、「GODZILLA 2014 ROAR(ゴジラの咆哮2014)」が収録されています。
“ゴジラを自然そのもの”と捉え、フル・オーケストラで録音された巨大な音楽の最後を、ゴジラの咆哮が締めくくる……! また、ボーナストラックのほか、日本盤のみの絵柄を使用したジャケット、インターナショナル盤の絵柄を使用した替えジャケットも封入されるとのこと。
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ゴジラの咆哮を追い求めて
「プロダクション・ノート」 / ブックレットより抜粋――「ゴジラの雄叫びは、ごまかしたり、適当に創ることはできない」とトーマス・タル(製作)は言う。「唯一無二の音であり、再現するのはほとんど不可能なんだ。どんなに頑張ってもね」
――オリジナルの音を3つのパート――金属的な金切り声、それに続く地を揺るがすようなうめき声、そして締めの怒声――に分割し、音響デザイナーたちは幅広い種類の音で徹底的な実験をおこない、ゴジラのオリジナルの雄叫びがもつ質と驚愕のドラマ性を感じさせる組み合わせを創り出した。本作で大量に使われた、この世のものとは思えないような音響効果は、192キロヘルツのサンプリングレートという高解像度――人間に聞こえない音域――で収録され、その後、人間の耳でも聞こえる範囲まで落とされた。
――最終的に辿り着いた音についてトーマス・タルはこう語る。「彼らが創り出した声を聞けば、背筋がゾッとするよ。まさにゴジラにふさわしい、ものすごく大きい、畏怖の念を抱かせる雄叫びだ」