〈第64回カンヌ国際映画祭〉では“ある視点”部門へ正式出品、〈第84回米アカデミー賞〉の“外国語映画賞”シンガポール代表に選出されるなど、高い評価を受ける話題作。日本人が知らない“劇画”のゴッド・ファーザー、辰巳ヨシヒロの半生を描く『TATSUMI マンガに革命を起こした男』(原題:TATSUMI)が11月に公開されます。
本作は、2009年に〈手塚治虫文化賞〉大賞を受賞した『劇画漂流』をもとに、大人が楽しめるエンタテインメントの可能性を追求し続け、葛藤と苦悩を繰り返した辰巳ヨシヒロの半生を、シンガポールの映像クリエイターであるエリック・クーが監督し、辰巳の代表的な劇画作品を映像として動かすことに成功した、ドキュメンタリー・アニメーション作品。声の出演は、俳優の
別所哲也が一人六役を演じており、辰巳本人も参加。
もともとは子供のものであった“マンガ”を大人の読み物へと昇華させ、“劇画”の名付け親である辰巳の功績は世界的にも高い評価を受けており、マンガにおけるカンヌとも言われる〈アングレーム国際漫画祭〉で特別賞を受賞するなど、その地位を確立。まさに“マンガに革命を起こした男”として、日本でも再評価の機運が高まっています。
(C)ZHAO WEI FILMS