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池松壮亮、門脇 麦ら登壇、映画『愛の渦』初日舞台挨拶をレポート

池松壮亮   2014/03/03 15:40掲載
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池松壮亮、門脇 麦ら登壇、映画『愛の渦』初日舞台挨拶をレポート
 乱交パーティでの一晩を舞台に、性欲に振りまわされる人間の滑稽さ、切なさ、そして本質を描き出した映画『愛の渦』が3月1日(土)より全国公開。初日には、東京「テアトル新宿」にて、三浦大輔監督をはじめ、池松壮亮門脇 麦新井浩文三津谷葉子中村映里子駒木根隆介赤澤ムック(旧芸名:赤澤セリ)、柄本時生、信江 勇らキャストも集結し舞台挨拶を行ないました。

 当日は、小雨が降りしきるあいにくの天気となったものの、テアトル新宿では公開を待ちわびた観客が次々と詰めかけ、立見席も売り切れる熱狂ぶり。舞台挨拶を行なわない回も全回満席となり、その注目と期待の高さを伺わせました。



【映画『愛の渦』初日舞台挨拶より】

 池松壮亮 「ニート役の池松壮亮です。今日はたくさんの方に来ていただき、立ち見の方もいるようで本当にありがとうございます。たくさん笑って帰って下さい」

 門脇 麦 「女子大生役の門脇麦です。一年半くらい前にオーディションを受けてそこから私の中で『愛の渦』ははじまっていたんだなと思いました。たくさんの方に来ていただき初日を迎えられて嬉しいです。ありがとうございます」

 新井浩文 「フリーターを演じました新井浩文です。ファンタジーな感じの映画の初日には呼ばれず、下衆っぽい『愛の渦』に呼ばれました(笑)。座っている男の人は立ち見にならないように気を付けてください」

 三津谷葉子 「OLを演じました三津谷葉子です。女性の方もたくさん来ていただいていてうれしいです! よろしくお願いします」

 中村映里子 「保育士役の中村映里子です。たくさんの方に観に来ていただき本当にありがとうございます。人間のイタイところとかかゆいところとかおかしなところがチャーミングにあらわされている映画なので、笑いながら観てください」

 駒木根隆介 「童貞の、いや童貞役の駒木根隆介です。本日はどうもありがとうおございます。劇場で観ると近くの見知らぬ人と不思議な時間を共有できると思うのでよろしくお願いします」

 赤澤ムック 「常連役の赤澤ムックです。大勢の皆さんの前で初日を迎えられて嬉しいです。楽しんでいってください」

 柄本時生 「カップルの男役、柄本時生です。映画はたくさんの方に観ていただけるとうれしいので、ご覧いただいて良かったら宣伝してください。よろしくお願いします」

 信江 勇 「カップルの女役、信江勇です。私が出てくるところは笑えるところだなってわかってもらえると思うので、ゲラゲラ、ガハハと笑いながら観てください」

 三浦大輔監督 「今日はたくさんの方にお越しいただきまして本当にありがとうございます。初日に足を運んでくれる方は特別だと感じています。気を楽にして、リラックスしてご覧いただければと思います。映画館でご覧いただくと、参加したかのような疑似体験が味わえると思うのでぜひ楽しんでご覧ください」

――本日3回目の舞台挨拶ですが、各回立ち見と大盛況です! いかがですか?

 池松 「嬉しいです。撮影をしていたのが懐かしいですね」

 門脇 「嬉しいです。最初は脱ぐぞって意気込んだわけじゃなくて、三浦さんはどんな方かなっていう興味でオーディションに行ったんですが、直感で好きだなと思い、そこから三浦監督の姿を見てがんばろうと思いました。三浦監督はこれからもずっと大きな存在であり続けると思います」

――ありがとうございます。現場ならではエピソードはありますか?

 新井 「タイトなスケジュールの中での撮影だったので、夜すごい遅くなって翌日も早いという時があって、どうしようかなと思って時生と一緒にラブホテルに泊まろうとして連絡してもらったら、断られました。結局違うところに泊まりましたけど」

 柄本 「え、泊まったんですね」

 三津谷 「撮影場所が一軒家で控室も一部屋だったんです。男女一緒にそこで雑魚寝をしてたので、距離も近づいたと思います」

 中村 「サラリーマン役の滝藤さんが汗だらだらで近づいてくるシーンは真に迫っていて、あまり普段そういうことが無いので…嬉しかったです」

――今日もしこの乱交パーティーに参加するとしたら誰と相手したいかというキャラクターを事前に皆さんに挙げていただいております。それでは発表していただきましょう。男性の方からどうぞ。

 池松 “保育士かOLか常連さん” 「ネタバレになっちゃうのかもしれないですが、ほかの人とは劇中でやっているので、お金を払うならいろいろ試したいじゃないですか」

 信江 「私が入ってないじゃない!」

 新井 “女子大生” 「性に一番貪欲な設定だと思うので、試してみたいです」

 駒木根 “女子大生” 「女子大生という4年間限定の肩書きにひかれますよね!」

 柄本 “OL” 「あ、これってキャラで選ぶんですね。リアルに三津谷さんがタイプだからOLって書いちゃいました」

 新井 「好きとかになってんじゃねーよ!」
(予告編でも使われている決め台詞に会場爆笑)

――では女性陣の皆さんいかがでしょうか。

 門脇 “フリーター” 「私は消去法で選びました。ニートは暗すぎるし、サラリーマンは結婚している。童貞をうまく楽しませられる気がしないし、カップルは彼女がいるじゃないですか。残ったのはフリーターです」

 三津谷 “フリーター” 「どうせエッチなことをするなら、フリーターくらいチャラい位な人とエンジョイしたいです」

 新井 「設定ですけど、巨根でテクニシャンなんですよ」

 三津谷 「そうですねどうせならテクニシャンと」

 中村 “童貞”

 赤澤 “童貞” 「人生で一度きりだから、初物は縁起が良いと言いますしね(笑)」

 信江 “サラリーマン” 「現実なら奥さんもいて嫌だと思うのですが、この場だったら絶対優しく抱いてくれそう」

――ありがとうございました。それではお時間も迫ってきたので、最後に監督から一言いただきたいと思います。

 三浦監督 「本当に皆さんありがとうございます。皆スケベなんですよ(笑)。でも、恥じることは無くて胸をはっていいと思います。この映画は、エロでもグロでもなくて、誰もがもっている性欲をストレートに描いたエンタメ作品なので間口を広くして、できるだけ多くの人に観てもらいたいです。女性でちょっと劇場に足を運び辛い方もいらっしゃると思うので3月8日(土)からヒューマントラストシネマ渋谷で女性限定の回も実施されますので、そちらに来ていただければと思います。この映画が話題になってくれて少しでも流行ってくれれば面白いなと思いますので、ご覧いただいて気に入っていただけたらどんどん広めていただければと思います。よろしくお願いします」

■2014年3月1日(土)テアトル新宿他にて公開
『愛の渦』

原作・脚本・監督:三浦大輔
出演:池松壮亮 / 門脇 麦 / 新井浩文 / 滝藤賢一 / 三津谷葉子 / 窪塚洋介 / 田中 哲司
制作プロダクション:ステアウェイ
製作:「映画 愛の渦」製作委員会(東映ビデオ / クロックワークス)
配給:クロックワークス R18+


(C)映画「愛の渦」製作委員会
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