1984年に歌手デビュー、当時はシンガー・ソングライターとしても活躍した俳優、京本政樹の代表曲「哀しみ色の…」が、シングル盤の発売から28年ぶりに、12月5日（水）より配信がスタートします！

　この曲は、1972年の第1作開始から現在もシリーズ作品の放送が続く大ヒット時代劇、必殺シリーズの『必殺仕事人V』（朝日放送系にて1985年1月1日〜7月26日放映）挿入歌。京本は本作で必殺に初出演、自ら挿入歌の作詞・作曲・歌唱を手掛けています。

　ここ数年、必殺シリーズをモチーフとしたパチンコ機がヒットしており、昨年末には『必殺仕事人V』の登場人物を中心に構成された機種が発売され、ここに京本演じる“組紐屋の竜”のキャラクターが楽曲とともに登場。そして一方、演歌歌手のジェロが今年7月にリリースしたカヴァー・アルバム『カバーズ5』でも「哀しみ色の…」を取り上げられ、さらに今年11月にリリースされたパチンコ新機種でも同曲が使用されているなど、今もなお愛され続けている反応を受け、配信リリースが決定したとか。

　京本は必殺シリーズへの出演によって広く知られることとなりましたが、前年の1984年に必殺シリーズと全く同じスタッフで作られたTVドラマ『京都（秘）指令 ザ新選組』にもレギュラー出演しており、このドラマ主題歌を収めたシングル盤「I Can't Say …」も同じく12月5日に配信されるとのこと！

　なお、京本はデビュー当時、俳優を続けるかたわら精力的にライヴ活動を行ない、1986年には『必殺仕事人V・激闘編』の主題歌「女は海」を作詞・作曲・編曲し、鮎川いずみに提供するなどしていましたが、1988年のアルバムを最後に俳優に専念するため音楽活動を休止。その後、芸能生活25周年にあたる2004年に音楽活動を再始動させ、ドラマ『牙狼-GARO-』の共演者と結成した音楽ユニット“GARO Project”をプロデュースするなどの活動を展開。現在は35周年に向けて自らの音楽活動の集大成にも意欲を燃やしています！