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ベテラン女性ジャズ・シンガー、シャーリー・ホーン死去

シャーリー・ホーン   2005/10/24掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
 女性ジャズ・シンガーのシャーリー・ホーンが、10月20日、故郷ワシントンDCの近郊の病院で逝去しました。71歳でした。

 50年代半ばからシンガー兼ピアニストとして活躍。マイルス・デイヴィスらの勧めでニューヨークに進出した後、ピアノ弾き語りスタイルのジャズ・シンガーとしてマーキュリー・レーベルなどにアルバムを録音し、人気を獲得しました。88年にヴァーヴと契約してからは、彼女のキャリアの中でも全盛期といえる時代を迎え『アイ・リメンバー・マイルス』『メイ・ザ・ミュージック・ネヴァー・エンド』などの傑作を立て続けに発表。特にグラミー賞を受賞した98年発表の『アイ・リメンバー・マイルス』は、90年代のジャズ・ヴォーカル・アルバムの中でも屈指の名盤として知られています。

 近年は乳がん、糖尿病と闘いながらレコーディングを行ない、病で片足を失いながらも活動を続けていましたが、『バット・ビューティフル〜ザ・ベスト・オブ・シャーリー・ホーン・オン・ヴァーヴ』(UCCV-1082/税込\2,548)に収録のボーナス・トラック3曲(2005年1月収録のライヴ音源)が最後の録音となりました。

 特にバラード唱法に定評があり、多くのシンガーに影響を与えてきたシャーリー・ホーン。ジャズ界が偉大なるヴォーカリストをまた一人失ってしまったことは、誠に残念というほかありません。心よりご冥福をお祈りいたします。
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