2006/03/28掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
“元祖オルタナ”“元祖ジャンク”と、宅録ガレージな佇まいを基本に、奇妙かつヘンテコな実験性に富んだサウンドで、今も高く評価を受けるUKポスト・パンクの雄
“スウェル・マップス”。その中心人物であり、解散後はソロ/Dave Kusworth(元
ザ・ドッグス・ダムール)との“Jacobites”としても活動していた、
ニッキー・サドゥンが3月26日に亡くなったとのこと。享年49歳。ニュー・アルバムの制作を終えたばかりだった、とのことですので、黙祷を捧げつつリリースを待ちましょう。
1977〜80年という短い活動期間ながら、後世にも代々伝わるそのカッコ良さで初期のROUGH TRADEを激しく印象付けたスウェル・マップス。2004年に一斉リリースが行なわれた“UK NEW WAVE Renaissance”の中にエントリーされ、嬉々として購入された方も多かったのでは。同じくバンドの中心人物であり、弟でもあった故
エピック・サウンドトラックスの追悼ライヴでの再結成も今や昔の話…。ご冥福を心よりお祈り致します。