ほぶらきん 2006/09/28掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
80年代初頭、関西ニューウェイヴ・シーンに忽然と現れたLo-Fi/SCUMロック・バンド、
ほぶらきん。91年にアルケミー・レコードから発売されたスタジオ録音EP3作品、2枚組ソノシートおよび未発表曲を加えたアルバムで、長らく入手困難だった名コンピレーション盤
『ほぶらきん』(写真)が、11月25日にリマスタリングされて再発されます。
ほぶらきんは滋賀県が生んだ伝説のバンドで、童謡を思わせるキャッチーでノスタルジックなメロディとあまりにもナンセンスなパフォーマンスが大きな話題になったバンド。中心人物である青木氏の当時小学生の弟までもがメンバーとして参加するというエピソードにもうかがえるように、関西ニューウェイヴ・シーンだからこそあり得たポップさとジャンクさは、のちの
ボアダムス関連ユニットにも大きな影響を与えているバンドと言えます。
かつて
EYE、YOSHIMI、
山本精一らのスカム・ユニット“電動歯”が来日公演のサポートをつとめたサンフランシスコのド変態バンドCAROLINER RAINBOWから陰影と病巣を取り去って、ノスタルジーを与えたようなノイズ、ポップ、コメディが共存する一大絵巻が収録された、早すぎたスカム名盤。関西シーンの真髄を知りたい方はぜひお手元に!
2006年11月25日発売
ほぶらきん
『ほぶらきん』ARCD-175 \2,940(税込)
1.私はライオン
2.いけいけブッチャー
3.牧場の少女
4.アックンチャン
5.山はサンタだ
6.陽気なサイパネ人
7.こがねむし
8.ピーピーパピパピー
9.暴れん坊将軍K
10.村のかじや
11.頭がほしい
12.ペリカンガール
13.アメリカこけし
14.魚うり
15.ゴースン
16.センチメンタル・ヘッケル(カラオケ)
17.単位踊
18.とんがりとしき
19.どま゛ぐれじんぎ
20.京阪牛乳
21.はちぶんぶ
22.かもられてかも
23.まらだしガンマン危機一髪
24.金勝は信楽守る山
25.ゴースンゴー
26.俺はなんでも食う男
27.わらびもち
28.ピコリーノ
29.おおがみらす
30.俺はなんでも食う男(2)
31.ああ我れ身に油をぬりて勇気百倍まっ先かけて突撃せん
32.うさぎ音頭で大暴れ
33.ますかきラッキー
34.ゴースンのテーマ
35.どくろ忍者の歌
36.怪人タツドロド
37.ライオン丸のテーマ
38.大仏小仏
39.水中まつり
40.ゴースンの子守り歌
41.猪股蟇衛門
42.タイガージョー
43.ゴースン鉄工所
44.ゴースンの川下り
45.死んだら赤貝〜完〜
46.潜水艦
47.ミネソタの玉子売り(1)
48.ミネソタの玉子売り(2)
49.ミネソタの玉子売り(3)
50.ミネソタの玉子売り(4)
51.ミネソタの玉子売り(5)