すでに輸入盤市場では大いに話題となっている、若手のハード・ロック・バンドが日本デビューを果たします。バンドの名前はジ・アンサー。1stアルバム『ライズ』（写真）の国内盤（IECP-10086 税込\2,625）は、2007年1月24日の発売予定です。

　このジ・アンサーはアイルランド出身の4人組で、2005年にシングル「Keep Believin」でデビュー。『ライズ』のUK盤は今年の6月にリリースされており、Classic Rock Magazineなどで大絶賛を浴びました。そのサウンドを一聴して思い浮かべるのは、初期のレッド・ツェッペリンでしょう。ブルースをベースにしたグルーヴ感溢れるハード・ロックは、70年代の雰囲気を感じさせつつ、ラウドな音象によって新鮮な響きにも満ちています。強烈なリフを持つナンバーからファンク調の曲、泥臭いブルースや、スライド・ギターとクワイアを交えた米国南部の香り漂うナンバーまで、引き出しの多さも魅力です。

　これまでにディープ・パープルやホワイトスネイクなどのサポートを務め、ベテランのロック・ファンからも好評を博しているとのこと。ロックの何たるかを思い出させてくれる期待の若手、要注目です。