2005年に『ルースター』（写真）でデビュー、UKロック・シーン期待の若手と目されていたルースターが、自身のMyspace内のブログで解散を表明しました。これは1月23日に「Sorry We've been so quiet!!!! （静かにしていてゴメンよ）」というタイトルで発表されたもの。そこには「クリスマス休暇の間、僕たちは皆ルースターについて、未来や僕たち自身について考える時間を持った。残念ながら、別々の道を歩むことを決心した」と記されており、ファンへの感謝の言葉とともに軽く決断した訳ではない、とも書き残されています。

　デビュー作からは「ステアリング・アット・ザ・サン」をはじめとするヒット・シングルを生み出し、アルバムも大ヒットとなりましたが、昨年リリースされた2作目『サークルズ・アンド・サテライツ』は、日本では好セールスを記録したものの本国では惨敗。Sony BMGからのドロップもウワサされていたようです。デビューから2年もしない間に7度も来日するなど、日本でも大きな人気を誇った彼ら。結成からわずか4年、まだまだこれからという段階での解散は非常に残念ですが、メンバーの今後の活躍に期待しましょう。