2008/02/19掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
“癒し”効果を謳う作品が多いなか、最初から最後までストレスたっぷりの激しいクラシック音楽ばかりを集めたという、“反癒し系”のコンピレーション・アルバム
『ストレス』(AVCL-25187 税込1,890円/写真)が、avex-CLASSICSより2月27日に発売されます。
『ストレス』では、クラシック音楽の歴史に残る、ひと癖もふた癖もあるユニークな楽曲をセレクト。J.クラムの「ブラック・エンジェルス:出発より」、
ショスタコーヴィチの「弦楽四重奏曲第8番:第2楽章」などが全14曲収録されます。どれも、他の癒し系コンピと同じように、ひと息つきたいからと聴けば、きっと「えっ、なにこれ?」と思うような激曲ぞろい! “ストレスを与える作品”というテーマに加え、漫画家の
蛭子能収が書き下ろしたジャケット・アートワークもインパクト大な本作、その世界をアナタも体験してみてはいかがでしょうか?
なお、同日には、本作と対極にあるコンピCD
『ストレス・バスターズ』(AVCL-25188 税込1,890円)も発売される予定。こちらは、静かなるストレス解消を促してくれる、“癒し系”のクラシック・コンピレーションとなっています。なお、ジャケット・アートワークはこちらも蛭子能収による書き下ろしです。
“ストレス”をテーマに制作されたユニークな2作品、アナタも聴き比べて楽しんでみては?
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『ストレス』(AVCL-25187 税込1,890円)
01. ブラック・エンジェルス〜出発より (J.クラム)
02. 弦楽四重奏曲第8番〜第2楽章 (ショスタコーヴィチ)
03. 交響曲第10番〜第2楽章 (ショスタコーヴィチ)
04. シバの女王ベルギス〜戦いの踊り (レスピーギ)
05. ムジカ・リチェルカータ (リゲティ)
06. 中国の不思議な役人〜オープニング (バルトーク)
07. ローマの祭り〜チェルチェンス (レスピーギ)
08. 道化師のギャロップ (カバレフスキー)
09. 交響曲第3番〜第1楽章 (ルーセル)
10. 火の鳥〜カスチェイ (ストラヴィンスキー)
11. スキタイ組曲〜チェジボーグと悪魔たちの踊り (プロコフィエフ)
12. 「春の祭典」第1部 大地礼賛より (ストラヴィンスキー)
13. プリペアド・ピアノのためのソナタとインタリュード〜ソナタ5 (ケージ)
14. 熊蜂の飛行 (リムスキー=コルサコフ)
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『ストレス・バスターズ』(AVCL-25188 税込1,890円)
01. カバレリア・ルスティカーナ〜間奏曲 (マスカーニ)
02. G線上のアリア (J.S.バッハ)
03. ヴォカリーズ (ラフマニノフ)
04. 弦楽のためのセレナード〜ラルゲット (エルガー)
05. 亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
06. 交響曲第5番〜アダージェット (マーラー)
07. 弦楽のためのアダージョ (バーバー)
08. エニグマ変奏曲〜ニムロッド (エルガー)
09. アンダンテ・フェスティーボ (シベリウス)
(C) 蛭子能収