2008/03/26掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ピンク・フロイドの名作『原子心母』(70年/写真)の“陰の立役者”として知られるイギリスの前衛音楽家
ロン・ギーシン(Ron Geesin)が、タイトル曲の「原子心母」を再演する記念ライヴを開催します。
ロン・ギーシンは、アナログ盤のA面をすべて使った24分近い同作のタイトル曲「原子心母(Atom Heart Mother)」をフロイドのメンバーと共作、またアレンジャーとしてさまざまなアレンジを楽曲に加え、作品のスケールを大きくさせた功労者です。なお、友人である
ロジャー・ウォーターズとはコラボレーション作『ボディー』も発表しています。
今回のライヴでは、イタリアのバンド、Mun Floydを招き、ロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックのブラス隊や40人強のコーラス隊らとともに、壮大な大作を再演する予定。開催はロンドンのカドガン・ホールにて6月14、15日の2日間予定されています。
ギーシンなくしては『原子心母』の成功をなかったと言われるほど、作品に大きく貢献した人物による再演ライヴとなりますので、フロイド好きなら思い切って参加してみてはいかがでしょうか?