実力ある若手ヴァイオリニストが続々登場している昨今、もっとも期待を集めているひとりに
木嶋真優がいます。2008年1月にソロ・デビュー・アルバム
『シャコンヌ』(写真)を発表し、その個性と芸術性の高さを知らしめた彼女が、6月20日(土)紀尾井ホールにて、東京デビュー・リサイタルを開くことになりました。海外留学中のため、これまで日本での演奏機会があまり多くなかっただけに、まさに待望の“お披露目”となります。
木嶋真優は神戸生まれ、2000年に第8回リピンスキ・ヴィエニャフスキ国際コンクール・ジュニア部門で最高位を受賞、故ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに才能を高く評価され、共演を重ねてきました。現在はケルン音楽大学に在籍し、世界的なヴァイオリニストを数多く育てた名教師、ザハール・ブロンに師事。門下生の中でもトップ・クラスの才能として注目されています。
20歳の時に録音された『シャコンヌ』から、さらなる飛躍を続ける彼女の成長ぶりを、ステージで確かめてみてはいかがでしょう。
■木嶋真優 ヴァイオリン・リサイタル6月20日(土) 14:00開演 東京・紀尾井ホール
[出演]
木嶋真優(vn)
江口玲(p)
[プログラム]
ヴィターリ:シャコンヌ
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調op.82
ファリャ/クライスラー:スペイン舞曲
スメタナ:ヴァイオリンとピアノのための2つの小品「わが故郷から」第2番ト短調(アンダンティーノ)
イザイ:悲劇的な詩op.12
チャイコフスキー:憂鬱なセレナードop.26
フバイ:カルメンによる華麗な幻想曲op.3
問:ジャパン・アーツぴあコールセンター [Tel]03-5237-7711
※詳しくは、ジャパン・アーツのホームページへ
http://kishimamayu.seesaa.net/