1970年代に人気を博した米バンド、
エンジェル(Angel)にてオリジナル・メンバーとして活躍したベーシストのミッキー・ジョーンズ(Mickie Jones)が9月5日、肝臓癌のためカリフォルニア州サンディマスで亡くなりました。
エンジェルは
KISSを輩出したカサブランカ・レーベルより1975年にデビュー。キーボード群を前面に押し出した華麗なファンタジック・ロックが魅力で、そのアイドル的なルックスもあって、70年代半ばには
クイーンやKISSなどとともに人気を博します。
ミッキー・ジョーンズは、エンジェルのベーシストとして『Angel(邦題:天使の美学)』(1975年/写真)、『Helluva Band(邦題:華麗なる貴公子』(1976年)、『On Earth As It Is In Heaven(邦題:舞踏への誘い)』(1977年)の初期3作に参加。バンド脱退後は自身がリード・シンガーを務めたバンド、Empireで活躍し、また近年はハリウッドで映画関連の仕事をしていたようです。
近年、
ROLLY(
すかんち、
THE卍)が“一番グレートなロック・バンド”と絶賛し、日本でも再評価熱が高まるなかでの訃報でした。心よりご冥福をお祈りします。