アレクサンドル・メルニコフ 2009/09/14掲載(Last Update:09/09/22 22:11)
今、もっとも期待されるピアニストとして世界中の批評家から絶賛を受けている気鋭、
アレクサンドル・メルニコフ(Alexander Melnikov)が10月末に来日公演を行ないます。
メルニコフは1973年モスクワ生まれ。16歳の時、シューマン国際コンクール、エリザベート・コンクール、ユネスコ国際コンクールで矢継ぎ早に上位入賞を果たしました。モスクワ音楽院では名教授レフ・ナウモフに師事。
92年、ドイツのシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭で伝説の巨匠
スヴャトスラフ・リヒテルの代役として演奏したメルニコフは、満場の聴衆から熱狂的な拍手を贈られ、“リヒテルの後継者”として一気に注目を集めました。
その後メルニコフは、リヒテルを中心とした周囲の優れた音楽家、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、
ユーリ・バシュメットらとの共演を通して直接影響を受けながら、独自の音、色彩を完成させていきました。
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、
ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団、シャルル・デュトワ指揮ライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団をはじめ、世界の一流オーケストラとの共演も数多く重ねています。
これまでに録音も数多く、日本では2004年よりハルモニア・ムンディと専属契約を結び、
スクリャービン、
ラフマニノフ、
ブラームスなどのソロ曲集のほか、ジャン・ギャン・ケラスやイザベル・ファウストなどと室内楽曲をリリース。
7月末には、
イザベル・ファウストとの『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集(全曲)』(写真)を発表したばかりです。
今回の来日公演は、10月26日(月)の東京・紀尾井ホールでのリサイタルのほか、兵庫芸術文化センターでの3公演では芸術文化センター管弦楽団定期演奏会とのコンチェルト公演に出演します。
紀尾井ホールでのリサイタル・プログラムはシューベルト、ブラームス、ラフマニノフの予定。注目度急上昇中のピアニストによる公演、ぜひお聴き逃しなく!