レディトロン 2003/05/02掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
今年2月には、シーンの中心的レーベル“Gigolo”の代表格である、フィッシャースプーナーのデビュー作『#1』が日本でも発売されるなど、ジワリジワリと人気が出始めてきている、21世紀型ニューウェイヴ・サウンド“エレクトロクラッシュ”。すでに様々な雑誌で特集が組まれているので、その名を聞いたことがある人も多いのではないかと思いますが、そんなこのシーンに所属するバンドで、海外ではすでに話題となっていたのが、英リヴァプール出身の4人組
“レディトロン”。
フィッシャースプーナーと同じく、彼らも、チープなアナログ・シンセ、サンプラー、ヴォコーダーなどを活用した、かつての80年代を思い起こさせる“エレポップな音世界”を生成しているのですが、彼らの場合は、そこに機械的とも言えるクールな音世界を持っているのが、他のバンドとは違うところ。女性メンバーが2人もいるせいなのかもしれませんが、他の暖かみを感じるエレクトロクラッシュ・バンドとは、ちょっと違った印象を受けること間違いなし。そんな彼らに興味を持ったという方は、海外では昨年にリリースされていた2ndアルバム『ライト&マジック』(写真はUS盤)がついに日本でもリリースされることになったので、そちらを要チェック!! 海外に比べると、だいぶ遅れてのリリースとなってしまった
日本盤(VICP-62345\2,520(税込))ですが、その代わりにボーナス・トラックが追加収録されるので、まだ未購入という方は待ってみるのもいいのでは? リリースは6月21日の予定ですよ。