どこかクールでいたずら好きなところが憎めない、ピンク色のかわいいキャラクター“ピンク・パンサー”。元々は映画のオープニングや劇中に登場したキャラクターであったものの、今では様々なグッズに登場するなど、映画を知らない世代にも愛され続ける、そんな不変的な魅力を持ったキャラクターである彼。そんな愛すべき“ピンク・パンサー”が今年で生誕40周年を迎えたそうで、今夏頃に初DVD化となるDVDボックスがリリースされるなど、今後、様々なイベント、及びリリース作品が計画中。もちろん、CDの方でも記念作品のリリースが予定されており、4月6日にUSにて、『Pink Panther's Penthouse Party』と題した作品がリリースされることになった模様です。

　ピンク・パンサーの音楽といえば、映画音楽の巨匠、ヘンリー・マンシーニによるテーマ曲が有名ですが（写真は映画『ピンク・パンサー2』のサントラ）、本作には、その同曲に加えて、ピチカート・ファイヴ、ファットボーイ・スリム、ディミトリ・フロム・パリ、ファンタスティック・プラスチック・マシーンによる楽曲や、「ピンク・パンサーのテーマ」をエレクトロクラッシュのフィッシャースプーナーがリミックスした楽曲なども収録される予定。昨今のクラブ・ミュージックを引率する豪華アーティスト陣による“ピンク・パンサーのトリビュート盤”とでも呼べる本作。ピンク・パンサー好きも、クラブ・ミュージック好きも、これは注目しておいた方が良いのでは？　なお、気になる収録予定曲は下記のとおりです。

(01)「Pink Panther Theme」（Henry Mancini）
(02)「Panther Theme (Fischerspooner Remix)」（Henry Mancini）
(03)「Fever (Gabin Remix) 」（Peggy Lee）
(04)「Corazon」（Titan）
(05)「Smokebomb」（Ursula 1000）
(06)「The Girl From Ipanema」（Pizzicato Five）
(07)「Weapon Of Choice」（Fatboy Slim）
(08)「Sacre Francais」（Dmitri From Paris）
(09)「Summer Sun」（Koop featuring Yukimi Nagano）
(10)「Bachelor Pad」（Fantastic Plastic Machine）
(11)「Voulez Vous?」（Arling & Cameron）
(12)「The Pink Panther Theme Revisited」（St. Germain）
(13)「San Antonio」（Kinky）
(14)「Shot In The Dark/Peter Gunn (Under The Gunn Mix)」（Chris Mancini & Lennart）
(15)「Bossa Per Due」（Nicola Conte）
(16)「Intraspettro」（Les Hommes）
(17)「Tres Tres Chic」（Mocean Worker）
(18)「The Pink Panther Theme (Malibu Remix)」（Henry Mancini）