『イノセンス』『キル・ビル』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『魁！クロマティ高校』などの話題作を次々と手掛ける、日本が世界に誇るアニメーション制作会社“Production I.G”。そんな同社にとって異色ともいえる、下ネタ満載＆放送コードギリギリのジェットコースター・ムービー『DEAD LEAVES』が7月24日にDVD化される。

　ポップで強烈なインパクトを持つキャラクターたちが、55分間走りっぱなし＆撃ちまくりのノンストップ・アクションを繰り広げる本作は、気鋭のグラフィックアーティスト・今井トゥーンズの原作を、『新世紀エヴァンゲリオン』のガイナックス出身の今石洋介が監督を手掛けたもの。今までのProduction I.Gの作風とはかなり違っていたため、今年1月の劇場公開後、ファンの間で異色作として騒がれるなど、様々な意味で話題となった本作。そんな本作のDVDは、本編収録ディスクに各種イベント映像等を収録した特典ディスクをプラスした通常版(DA-0359\6,090(税込)・写真)と、登場キャラクターの“KUBRIC”2体を付属したボックス・セット仕様の限定版(DA-0371\8,190(税込))がリリースされる予定です。

　また、DVDリリースに先駆けて、6月23日には、同作品のオリジナル・サウンドトラック(CFCL-4\2,625(税込))もリリースされる予定。本作は『攻殻機動隊』のトリビュート盤や、Production I.Gと共同でテクノ・イベント“I.G FESTA”を開催したことがある“CLUB ASIA”のレーベル、カルチャー・オブ・エイジよりリリースされるもの。ゆえに、今回もクラブ／テクノ系サウンドが詰め込まれた作品となる模様です。アルバムには、劇中曲やDJ SHINKAWAが手掛けたエンディング・テーマに加えて、Production I.G作品のファンであるという、浅倉大介らが手掛けたトリビュート・イメージ・トラックも収録される予定です。おバカなことに徹底的にこだわったアニメのサントラではあるものの、クラブ・チューンがギッシリと詰まった作品となっているそうなので、クラブ・ミュージック好きの方も気にしてみてはいかがでしょうか？