荒々しい爆音と猛烈なスピードを伴ったサウンドがメタルのみならずパンク・ファンも取り込んできた、レミー・キルミスター率いるバンド“モーターヘッド”。レミーのダミ声とうなるベース、スリリングなリフは、多くのヘヴィ・ロック／ハードコア・パンク・バンドに影響を与え続けてきたのは誰しも認めるところ。ここ数年は、オールタイムなボックス・セット『Stone Deaf Forever』をUSにて発表したり、名作『エース・オブ・スペーズ』(写真)らを紙ジャケット仕様にて日本で再発したりと、結成から30年以上を経過した自らの軌跡を振り返るような作品のリリースが続いていた彼ら。が、今年は違います！　そう、ついに彼らのニュー・アルバムがリリースされることになったのです。

　これは彼らの公式HPにて先日発表されたもので、それによれば、『Inferno』と題されたアルバムはUSにて6月22日にリリースされる予定。なんと驚いたことに、アルバムには、あのスティーヴ・ヴァイがゲスト・ミュージシャンとして参加しているそうです。“レミーと絡むヴァイ”･･･いやはや、なかなか興味深い組み合わせです。

　なお、アルバムはファン専用サイト“http://www.motorheadrules.com/”にアクセス出来るようになるエンハンスドCD仕様となっているそうです。レミー・ファン、ヴァイ・ファン共に注目！

(01) Terminal Show
(02) Killers
(03) In The Name Of Tragedy
(04) Suicide
(05) Life's A Bitch
(06) Down On Me
(07) In The Black
(08) Fight
(09) In The Year Of The Wolf
(10) Keys To The Kingdom
(11) Smiling Like A Killer
(12) Whorehouse Blues