ティム・バートンによるリ・イマジネーション作品も記憶に新しい、映画『猿の惑星』。ネタバレなのになぜかDVDのジャケットに使用されてしまったほど、衝撃的であったラスト・シーンが印象深い、68年公開のオリジナル版以降、『続・猿の惑星』『新・猿の惑星』『猿の惑星・征服』『最後の猿の惑星』といった4作品の続編映画が制作された同映画ですが、そんな同映画からスピンオフしたアナザー・ワールドとして制作された、TVシリーズ版がついにDVD化されることになりました！

　このTVシリーズ版は、映画版『猿の惑星』でチャールトン・ヘストンが演じたテイラーが不時着した10年後の世界が舞台。またもや、猿の惑星に一隻の宇宙船が不時着して、猿と人間との間で争いごとが起こるという、まさにオリジナル版を彷彿させるストーリーです。（…とはいえ、これは日本語吹替版上での設定。“テイラーから10年後”とすると、続編『続・猿の惑星』にて起こる“事件”との世界観が矛盾するために、オリジナル版は“テイラーから10年後”とは言っていない。）
　今回、日本で初めて映像作品として発売される本DVD-BOXには、全14話をデジタル・ニューマスター＆ノーカットで完全収録し、吹替音源には、75年のフジテレビ系列にて放映された、植木等が主人公を担当した時の音源が収録される模様。またさらに、日本だけのオリジナル特典として、本編に登場する宇宙船“イカルス：スリーシーター・タイプ”を再現したFOX公認の“宇宙船型特製ボックス”も付属される予定です。リリースは11月25日、価格は\29,400(税込)を予定しているそうです（品番：TDV3318D）。

　ちなみに、地上波では放送されなくなって約10年を経過しているだけに、ストーリーなどを知らない方も多いかと思いますが、そんなアナタでもご安心を。ストーリーなどをもっと詳しく知りたい方のために、すでに日本版の公式HPが立ち上がっていますので、そちらにてご確認ください。