憤慨した保守派のクリエイターたちが、同映画を批判したドキュメンタリー映画『摂氏41.11』を制作するなど、大統領選に向けて話題が尽きることのない、マイケル・ムーア監督の映画『華氏911』。以前にお伝えしたように、音楽の世界でも、同映画制作中に撮影陣のモチベーションを与えてくれた楽曲を集めたコンピレーション・アルバム『華氏911』(EICP-432 \2,520(税込)・写真)がリリースされることになりましたが、今度は同映画のオリジナル・サウンドトラックがリリースされます！

　ドキュメンタリー映画としては異例のヒットを記録している同作、この種類の映画ではあまりリリースされる例が珍しいオリジナル・サウンドトラック盤といえます。アルバムには、劇中曲に加え、同映画で使用されたGo-Go's、R.E.M.、ニール・ヤングなどの楽曲も収録される予定です。リリースは日本盤(WPCR-11997 \1,890(税込))は11月3日、US盤は10月23日にそれぞれ予定しています。

●『「華氏911」オリジナル・サウンドトラック』(WPCR-11997 \1,890(税込))
(01) ジ・アンープレジデント（ジョフ・ギブス）
(02) ヴァケーション（Go-Go's）
(03) ブッシュ・ウエイツ（ジョフ・ギブス）
(04) 管弦楽と鐘のためのカンタス　ベンジャミン・ブリテンの追憶（パーヴォ・ヤルディ）
(05) 朝日のない街（エリック・ギブス）
(06) 策謀という兵器（ジェフ・ギブス）
(07) 放棄（ジェフ・ギブス）
(08) コカイン（J.J.ケール）
(09) シャイニー・ハッピー・ピープル（R.E.M.）
(10) 荒野の七人（エルマー・バーンスタイン）
(11) アフガン勝利のダンス（ジェフ・ギブス）
(12) ファイアー・ウォーター・バーン（ブラッドハウンド・ギャング）
(13) グレイテスト・アメリカン・ヒーローのテーマ（ジョーイ・スキャベリー）
(14) アクアランド（ジェスロ・タル）
(15) オール・ゼイ・アスク（ジェフ・ギブス）
(16) ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド（ニール・ヤング）