ポップ・オタク2人と、セクシーで気だるい雰囲気を持つ女性ヴォーカリストからなるポップ・ユニット、セイント・エティエンヌ。その洒落たポップ・センスで日本でもファンの多い彼女たちですが、その彼女たちの軌跡を振り返ったベスト・アルバム『Travel Edition 1990-2005』が急遽リリースされることに！

　彼女たちのベスト盤と言えば、過去にも『ベスト・オブ・セイント・エティエンヌ』『Too Young to Die』などが発表されましたが、今回は彼女たちの実験作『サウンド・オブ・ウォーター』などを発表したことがある“Sub Pop”レーベルよりリリースされるもの。とはいえ、アルバムは、彼女たちの名を一躍有名にしたニール・ヤング「オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート」のハウス風カヴァーなどのメジャー在籍時から、ヒップホップ的要素を取り入れた最新作『Finisterre』までもを網羅したオールタイムなベスト盤。しかも、初期に制作された未発表インスト曲「Primrose Hill」や新曲「Fascination」も収録されるそうなので、ファンなら迷うことなく即購入を！ リリースはUSにて11月9日を予定しています。なお、彼女たちのニュー・アルバムは来年にはリリースされる予定とのこと。タイトルにもあるように、本ベスト盤はその新作のプロローグ的要素も兼ね備えているそうです。

(01) Primrose Hill ＊未発表曲
(02) Only Love Can Break Your Heart
(03) Nothing Can Stop Us
(04) Avenue
(05) Mario's Cafe
(06) Hobart Paving
(07) Hug My Soul
(08) Like a Motorway
(09) He's on the Phone
(10) Burnt Out Car
(11) Sylvie
(12) Lose That Girl
(13) Good Night Jack
(14) How We Used To Live
(15) Heart Failed(In the Back of a taxi)
(16) Action
(17) Fascination　＊新曲
(18) Finisterre