2005/09/09掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
亡くなったミュージシャンたちが、死後どのように追悼されているかを記した本が発売されます。タイトルは
『Stairway to Heaven』。ジョン・ボーナムを亡くした
レッド・ツェッペリンの名曲からタイトルが取られているのは、間違いないところでしょう(写真は同曲収録の
『レッド・ツェッペリン 4』/71年)。
掲載されているミュージシャンはブルースの始祖、
ロバート・ジョンソンから人気絶頂時に逝ってしまったR&Bシンガー、
アリーヤまで多種多様。
エルヴィス・プレスリーの墓は当初自宅のすぐ近くにあったが、あまりにも多くのファンが詰め掛け、遺体を盗もうとする輩まで現れたことから彼の父が墓を移動した、
リサ“レフトアイ”ロペス(
TLC)の墓にある銅の彫刻前には、訪れたファンがコインをおいていくのが習慣になっている、米ニューヨークのセントラル・パークにある、
ジョン・レノンの“Imagine”メモリアルには死後25年が経った今でも何万というファンが訪れる……。こういったエピソードが生年月日、命日、亡くなった場所とともに綴られています。
ミュージシャンの死はファンであろうとなかろうと、実に残念なもの。彼らがどれだけ愛されていたかを再確認できる一冊になると思われます。『Stairway to Heaven』は米国にて9月14日の発売予定です。