米国の60年代ブルー・アイド・ソウルを代表するバンド、
ラスカルズ(The Rascals)が復活! およそ40年ぶりにオリジナル・メンバー4人が集結する一夜限りの再結成ライヴが行なわれます。
当初はヤング・ラスカルズと名乗っていたラスカルズは1964年に結成。英国のポップやサイケデリックの影響を導入しつつ、ジャズやゴスペルの影響をも加味した独特の白人ソウル音楽を創り出します。フェリックス・キャヴァリエの甘い歌声を活かして60年代後半にシングル・ヒットを連発するものの、1972年に解散していました。
今回の再結成ライヴは、癌などを病んだティーンエイジャーとヤングアダルトをサポートするクリスティン・アン・カー基金を支援するために開催されるチャリティ・イベント<The Kristen Ann Carr Fund - A Night To Remember>で実現するもの。当日はエディ・ブリガティ(vo)、
フェリックス・キャヴァリエ(key、vo)、ジーン・コーニッシュ(g)、ディノ・ダネリ(ds)のオリジナル・メンバー4人が集結。4人はラスカルズが「ロックの殿堂」入りを果たした1997年に同賞の受賞式に集まったことがあるものの、今回のような本格的なライヴ開催での集結はバンド解散以来。チャリティ・イベントは4月24日に米ニューヨーク・マンハッタンで行なわれます。