ラッセル・クロウを主演に、『ブラック・スワン』の
ダーレン・アロノフスキー監督が解き明かす! 人類史上最古にして最大の謎“ノアの箱舟”伝説を描いた壮大なスペクタクル感動巨編、映画『ノア 約束の舟』(6月13日公開)。世界39ヵ国でNo.1ヒットに輝きながら感動と大論争を巻き起こす、センセーショナルな大航海を続けている本作。日本公開を記念し、新宿駅東口「新宿ステーションスクエア」に、杉とヒノキの木を使用して再現された“箱舟”が出現! さらには“舟”といえば……な歌手、
八代亜紀を迎えた出航式イベントが行なわれました。
当日、MCをつとめた山中秀樹の呼びこみで八代が箱舟の中から登場、感想を聞かれると「凄い! 本当の箱舟ですね! 映画に出てきたもの、旧約聖書に書いてあるものと同じ!」と感激の様子。映画ファンとしても知られる八代は、本作について「とっても感動しました。この感動は『タイタニック』以来ですよ!」とコメント。
2時間を超える上映時間も、「あっという間に終わってしまいました。時間を忘れて観てしまいました」とのことで、これにはMCの山中も「良い映画はあっという間に終わりますよね」と同意。また、「どのシーンも本当に素敵だけれど、とにかく、愛する家族への思いと、神からの使命に挟まれるノアの心境が伝わって、とっても切ない映画ですよね……」(八代)と、思わず切なさを反芻。
主人公“ノア”を演じたラッセル・クロウ、妻“ナーマ”を演じた
ジェニファー・コネリー、
アンソニー・ホプキンスという3人のオスカー俳優、そして
エマ・ワトソン、ダグラス・ブースら若手の人気俳優も数多く出演する中、キャストで誰が一番好きかという問いには、「どの役者さんも凄いです。胸をえぐられました」と答えながらも、「観ているうちに、ラッセル・クロウが自分の父親に見えてきてしまいました。私は、若いころ両親を心配させて、勘当同然に(東京に)出てきたんですよ。父を心配させたこと、つらい思いをさせてしまったことが、何だかノアの姿と重なってしまって……。観ていて号泣してしまいました」と、自身の境遇と重ね合わせてしまう場面も。
フランスで開催される世界最古の美術展〈ル・サロン賞〉を5年連続で受賞するなど、歌手としてだけでなく、画家としての才能も発揮している八代は“映画の中で絵画にしたい”シーンは、「箱舟が新天地にたどり着き、大きな虹がかかるところ」と回答。「ド迫力、壮絶なシーンはこの映画で体験できますから。私は静かになったシーンを描きたいですね……。旧約聖書にもある、大きな虹がかかるところ」とのこと!
「人間の優しさ、弱さが描かれている、胸をえぐるような映画です。絶対に絶対に観てほしいです!」と本作を力強くアピールすると、八代は名曲「舟唄」の歌詞をこの日限定でスペシャル・ヴァージョンの替え歌にした、「ノア 約束の舟唄」をステージで披露! 会場をたっぷりと魅了しました!
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「舟唄」スペシャルバージョン
「ノア 約束の舟唄」[歌詞]木材太めの ほうがいい
箱舟三階 建てでいい
動物つがいで 乗せりゃいい
箱舟なんとか 浮けばいい
ざんざん降れば ざんざんと
世界を呑み込む 大洪水
嵐が心を流したら
歌いだすのさ 舟唄を
鳩が空からオリーブくわえてヨ
新たな世界にヨ 虹かかる
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■『ノア 約束の舟』
2014年6月13日(金)TOHOシネマズ 日劇1ほか全国ロードショー
監督・製作: ダーレン・アロノフスキー
脚本: ダーレン・アロノフスキー / アリ・ハンデル
出演: ラッセル・クロウ / ジェニファー・コネリー / レイ・ウィンストン / エマ・ワトソン / アンソニー・ホプキンス / ローガン・ラーマン / ダグラス・ブース