THE PRODIGY 『INVADERS MUST DIE』 SPECIAL - インタビュー&ライヴご招待
掲載日:2009年1月26日
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 昨年行なわれたサマーソニック'08ではメイン・ステージの大トリをつとめ、現在進行形の極めて刺激的なビートにて、モンスター・バンドたる健在ぶりをアピールしたプロディジー。“レイヴ”という言葉の本質を知るに欠かせない問題作、実に5年ぶりとなるニュー・アルバム『インヴェイダーズ・マスト・ダイ』が、2月18日に日本先行でリリース!(アルバムからの1stシングル「オーメン」も同日発売)
 デイヴ・グロールフー・ファイターズ)、ジェームス・ラッシェント(ダズ・イット・オフェンド・ユー・ヤー?)といった豪華ゲストも参加し、これまで以上の攻撃的なスタンスが際立つ『インヴェイダーズ・マスト・ダイ』。メンバーのリアム・ハウレット&キース・フリントのインタビューが到着!

THE PRODIGY 『INVADERS MUST DIE』
〜リアム・ハウレット&キース・フリント INTERVIEW


──オリジナル・アルバムにおいて3人揃っての作業は実に11年ぶりと言うことになります。
リアム・ハウレット(以下、リアム) 「11年ぶりというと、俺たちがその間離ればなれでいて、また一緒になったように聞こえるけど、バンドは一度も解散したことはない。俺たちはバンドとしてこれまでずっとレコーディングやツアーをやっていて、自分たちはそんな風に考えたことはないな」
キース・フリント(以下、キース) 「ほんと、そうだな。説明し難いんだけど……。前作の後『Their Law』をリリースしてツアーもやったけど、俺たちが11年間一緒にレコーディングしていないことをみんなが気にしているように感じた。だから“よし、そういったことは吹っ飛ばして、完全なバンド・アルバムを作ってやろうじゃないか”と話し合った」
リアム 「『Invaders Must Die』というアルバム・タイトルは、俺たちからみんなへの声明のようなもの。評論家やプレスといったことではなくて、“防衛”を意味している。俺にとってのこのタイトルは、自分にとって大切なことを防御するという意味だ。バンドの一員でいることはギャングの一員でいることのように感じることもあって、他人はみんな敵となる。そういった考えから来ているタイトルで、メンバーそれぞれにとって違った意味を持っていると思う。レコーディングを開始して、意味のあるものとなったんだ」
キース 「特に、アルバム・タイトルが先にあったところでアルバムを作ったからな。このタイトルは成長していって、あらゆる面においてアルバムの不可欠要素となった。アルバムのイメージもこのタイトルから来ているし、収録曲の何曲かのタイトルも影響を受けているし、すべてはこのアルバム・タイトルから生まれて来ているんだ」




──なぜ『インヴェイダーズ・マスト・ダイ』というタイトルを取り上げたんですか?
キース 「前作は、バンドが最高と言える状態にはなかった。俺たちもそれは分かっていた。それをどうして更正したらいいかも分かっていた。だから、俺たちは心配していなかった。でも、他の人たちはこのギャップ……」
リアム 「割れ目」
キース 「割れ目、つまり弱点があるのを見て、俺たちは強力なギャングではあるけれども、彼らは上手くその弱点につけ込もうとしてきた」
リアム 「長期間活動するということはいろんな試練を経験するということで、それだからこそバンドも興味深いものとなる。大変な時期を経験した後に復活することでね」
キース 「そういった辛い時期を経験できてよかったと思っている。何をやるにしても一所懸命に努力しなければならない。何事も簡単にはいかない。簡単に手に入るようなものだったら、それはつまらないもの、または、無意味なものに思えるだろう」
リアム 「だから、このアルバムは、タイトルどおりに挑戦的な作品だ。2003年、2004年にバンドがほとんど解散してしまいそうな状態までいって、それを乗り越えて作られた。といっても、特に俺たち3人の間に何か問題があったわけではなくて、パラノイアになっていたって感じかな」
キース 「一心不乱にツアーをしてきて、時には離れることも必要となった。その隙間が大きくなりすぎて、何がどうなのか分からなくなってしまうこともある。リアムが次のプロディジーのアルバムを書こうとしてたときに、俺は自分のソロの曲を作っていた。プロディジーのために24時間を費やしてた人が突然“スタジオに入ってるから、木曜日には行けない”と言っていたんだ。でもリアムが〈Spitfire〉を作って聴かせてくれたとき、“ちょっと待てよ。俺はここで何してるんだ”と考え直して、すべてをすっかり片付けてスタジオを後にしてプロディジーに戻ったんだ」
リアム 「本当の話だ」
キース 「本当なんだ。スピーカーのヴォリュームを大音量にして〈Spitfire〉を聴いた。このバンドの音楽ほど俺にとって意義のあるものはないこと、俺の心がこのバンド以外のどこにも所属していないことを確信した。ラッキーなことにも、プロディジーとの関係は続いていてまだメンバーでいた。何よりも俺たちの強い友情があって、プロディジーのパワーと強さを再建することができたんだ」
リアム 「それでこのタイトルになったんだ。俺たちにとって、とても意味のあるもので、当時のことがきっかけとなって付けられているんだ」
キース 「バンドはこのアルバム・タイトルからこの作品を作る力をもらって、ライヴにもってこいのアルバムを作った。バンドがこれほどまでに強力であったことはない。俺たちは互いに正直であって、ちゃんとした理由がなければこうやって活動はしていない。自分に合ってないものであれば、辞めるだろう」
リアム 「そのとおりだ」
キース 「バンドとして、友達として俺たちは強力だ。でも、結局は音楽なんだ。今はすべてが完璧な状態にある。前回のツアーはこれまでにないほどにパワフルでダイナミックで、自分たちがまるでまったくの新人バンドのような感じがして、最高にエキサイティングだった。自分たちを偽って、“俺たち、また友達に戻って最高だぜ! もう一度やってやろうぜ!”なんてやってるんじゃない。本当にワクワクしてるんだ。今が俺たちの本領を発揮するときだ。ステージを支配して、自分たち自身に、そして、自分たちの音楽に信念を持っている。だから、今、俺たちこそ世界最高のバンドだと言えるんだ」


──本作は、いわゆるパンク的な戦い方と、ヒップホップ的な戦い方と、レイヴ的な戦い方を融合した、UKのカウンターカルチャーのイコンでもある“プロディジー”をモダンにアップデイトした傑作と言えると思うのですが。
リアム 「そういってもらえて嬉しい。ありがとう」
キース 「とても優れた観察力だ。スゴイ」
リアム 「俺たちに出来ることはいいアルバムを作るということで、正直に言って、俺たちはそういったアルバムを作ったと思う」
キース 「そういった要素が俺たち独特の要素で、それが俺たちなんだ。それは間違いない」


──2月5日に東京でスペシャルなライヴが決まりましたね! どのようなライヴになりそうですか?
キース 「強烈なライヴだ」
リアム 「強烈で熱くて汗だくになるようなライヴ」
キース 「スタジオコースト(昨年の来日公演)でのあの経験でバンドはエナジーを得たし、曲作りの助けとなった。あのライヴはとにかく凄かった。このアルバムを作り終えた後にも俺たちを待ってくれている熱心なファンがいてくれている。俺たちはそういった意味でも日本のファンに感謝しているよ。日本のファンは最高だ。だから、2月のライヴは超強烈なものとなる。それに耐えられるようだったら是非観に来てくれ。会場を引き裂くほどに暴れるからな」


──日本のファンにメッセージを。
キース 「日本のファンには、バンドを理解してくれて、バンドに忠実にいてくれて、そして、君たちのくれるエナジーに“ありがとう”と言いたい。俺たちの大ファンであり続けている君たちのことは非常にリスペクトしている」
リアム 「ニュー・アルバムを気に入ってもらえたら嬉しい。ありがとう」


※どちらも日本先行/2月18日発売
●THE PRODIGY 『INVADERS MUST DIE』
☆ SPECIAL EDITION ALBUM
(生産限定盤:CD+DVD2枚組 VIZP-75 税込2,980円)

☆ 3ヶ月限定スペシャル・プライス
(VICP-64654 税込2,100円)

<CD>
1. Invaders Must Die
2. Omen
3. Thunder
4. Colours
5. Take Me To The Hospital
6. Warrior's Dance
7. Run With The Wolves
8. Omen Reprise
9. World’s On Fire
10. Piranha
11. Stand Up
12. Black Smoke(※日本盤ボーナス・トラック)
13. Fighter Beat(※日本盤ボーナス・トラック)

<DVD>
1. Invaders Must Die
2. Omen
3. World's On Fire [live]
4. Warrior's Dance [live]

1st Single
●THE PRODIGY 「OMEN」
(VICP-35109 税込1,500円)

1. Omen (Edit)
2. Omen (Noisia Remix)
3. Omen (Instrumental)


■プロディジー オフィシャル・サイト/ビクター


Victor Entertainment,Inc.提供
Interview by Yuzuru Sato, translation by Mariko Shimbori
(2008/12/18)


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