OZMAは、引退決定後にもCDリリースが続々あり、“ジュリアナトーキョー!”で知られるレイヴ・チューン
「I RAVE U feat.DJ OZMA」や、
「MASURAO」をはじめとするラスト・アルバム
『I
PARTY PEOPLE 3』からのナンバーも、これまでのパーティチューンに織り交ぜながら歌っていく。
さて、DJ OZMAは彼1人だけでなくファミリー全員の名称でもあるのはご存知の通り。夜王“KING”純一が男前に歌い、PANCHOはフレディ・マーキュリー化したり、女性陣OZ-MAXも彼女たちだけでパフォーマンスしたりと、それぞれが個性を存分に発揮。さらにOZMAのライヴに欠かせないMC KOREAは、おかっぱ頭を振りみだし、大ビビンバ・コールを巻き起こす。ファミリーの一丸っぷり、チームワークはこの日も冴えまくっている。そして、DJ OZMAは世襲制ということで、二代目を襲名する槙 精吾さん(都内のレンタルビデオ店勤務)がステージ登場。たどたどしいしゃべりで挨拶をするも、「Spiderman」が始まり、無数のTバック・ダンサー(男性)の勢いに押されそのままフェイドアウト。どうやら初代とは打って変わった二代目の誕生となりそうだ。

さあ、バラエティに富んだパーティは、本編で収まるはずもなくアンコールに突入。MCでは、今回の引退のきっかけが“親バレ”だったこと、二代目DJ OZMAのリーダーはPANCHOに任せることなどが語られる。そして「BYE-BYE」が終わったところで、
矢島美容室のマーガレットとストロベリーが自転車で登場! 「ナンシーがどこか行っちゃった」ので、OZMAがキラキラ・スーツで
「ニホンノミカターネバダカラキマシター」をこの日限りのトリオで歌う。続く「TOKYO BOOGiE JACK」で、公演の終了のアナウンスが流れるが、そこからはMC KOREA仕切りのアフター・パーティがスタートだ。しかも「ここにいる人だけにプレゼント」として、キャッチーでメロディアスな「NEW AGE」というアルバム未収録の新曲を披露。ラストは2度目の「アゲ♂アゲ♂〜」で華々しくフィニッシュ! と思ったら最後のカーテン・コールが始まった。
電気グルーヴの前身バンド、
人生のカバー「ALL NIGHT LONG」でバカ盛り上がりし、遂に遂に正真正銘のさよならタイムである。ステージ上の階段を登り、途中で
山口百恵の引退コンサートの名場面のごとく3人はマイク置く。だが、PANCHOは二代目リーダーなので、OZMAが1本拾ってPANCHOにマイクを渡す。KINGとPANCHOは階段をさらに登ってステージを去る。そして残ったOZMAは、後ろを向くとおもむろにパンツを降ろしおケツ丸出し……っていうか全裸に(ガチです)! そのまま階段を登り、こちらをチラッと向いて最後のお別れだ。その姿からは、みんなへのお別れのエンタテイメントだけでなく、かつての紅白全裸ボディ・スーツ騒動にリアルな全裸でケリをつける……なんて印象すら受けてしまった。フィクションとノンフィクションが入り交じるDJ OZMAワールドの最後の最後がガチンコ勝負とは素晴らしすぎる。彼こそは、男の中の男だ! 約3時間半に渡っての最後のパーティは、初代DJ OZMAの集大成にふさわしい見どころ満載の、ほんとにいいライヴだった。
日本だけで なくアジアにも足を伸ばし、多くの人にパワーとエンジョイを与え続けたDJ OZMA、今までありがとう、おつかれさま!!!