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鈴木愛理、初のソロ・シングル「Escape」リリース決定

鈴木愛理   2019/05/27 15:18掲載
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鈴木愛理、初のソロ・シングル「Escape」リリース決定
 元℃-uteのメンバーでソロ・シンガーとして活躍する鈴木愛理が、5月25日に静岡・静岡市清水文化会館マリナート 大ホールでライヴ・ツアー〈鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”〉をスタート。同公演にて、1stシングル「Escape」を9月4日(水)にリリースすることを発表しました。

 ℃-ute解散後は1stアルバム『Do me a favor』の発表や東京・日本武道館公演などでソロ・シンガーとして存在感を示してきた鈴木愛理。昨年11月からのライヴハウス・ツアーを経て、規模を拡大した今回のホール・ツアー初日の静岡公演では、「指名手配された鈴木愛理が、いろいろな人に追われて“逃げる”」という非日常的なテーマのもと、新曲「Get in the Groove」などを披露。ダンス・ナンバーを中心にした“攻め”のセットリストによる、パワフルかつ変幻自在のパフォーマンスで観客を魅了しました。

 なお、ツアーは8月4日(日)大阪・中之島 フェスティバルホールのファイナル公演まで開催されます。詳しい日程はオフィシャル・サイトでご確認ください。

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[ライヴ・レポート]
 モデルやソロ・シンガーとして活躍する鈴木愛理が、ソロ・デビュー2年目にして挑む初の単独ホール・ツアー「鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”」をスタート。初日は静岡県の静岡市清水文化会館マリナート 大ホールを舞台にアンコール含む計20曲を歌い上げ、1000人の観客を前にバックバンドを従えての変幻自在のパフォーマンスを繰り広げた。

 2017年6月12日の℃-ute 解散から約1年後、昨年6月6日にリリースした1stアルバム『Do Me a favor』を皮切りに“15年目の新人ソロ・シンガー”として単独デビューした鈴木愛理。女性ファッション誌『Ray』や〈東京ガールズコレクション〉への出演をはじめモデルとしての活躍も目立つ一方で、昨年7月にはハロー!プロジェクト卒業生として初めて単独での日本武道館公演を実現。11月からは全国7都市8ヵ所を巡った初のライヴハウス・ツアー〈鈴木愛理 LIVE TOUR 2018 “PARALLELDATE”〉も達成し、ソロ・シンガーとしての存在感を示してきた。

 昨年のライブハウス・ツアーから、さらに規模を拡大した今回のホール・ツアーは「Escape」をテーマに全国8都市を巡る。開演前、テーマには「指名手配された私が、いろいろな人に追われて“逃げる”というツアーのコンセプトを込めた」と明かしたが、昨年の「PARALLEL DATE」では「鈴木愛理とパラレルの世界でデートをする」という物語があった一方、今回も公演を通して「非日常の物語を味わってもらいたい」と意気込みを語っていた。迎えた本番では、ピンクのサイリウムを片手に大勢のファンが開演を待ちわびる中、オープニングVTRが流されたのち、シルクハットを被りステッキを手にした“怪盗風”の鈴木愛理がバックダンサーを従えて登場。この日にリリースが告げられた、9月4日に発売される 1stシングルの表題曲「Escape」のイントロから公演はスタートした。

 事前のインタビューで、1stアルバム『Do Me a favor』リリースからを振り返り「ソロ・デビューから1年が過ぎ、時間が経つのが早かったのか遅かったのかわからないのが本音。私の中では 3 年もの時間が過ぎたと思えるほどあっという間で、充実した活動をたくさんさせてもらえました」と手応えを示していた鈴木愛理。1stシングルの表題曲「Escape」は「BoA さんの〈VALENTI〉や〈LISTEN TO MY HEART〉などを手がけてきた原(一博)さんに楽曲やレコーディングのディレクションを担当していただいたのが嬉しかった」と明かしつつ、「アニメ的な世界観あふれるツアーのテーマソングで、ちょっとした非日常を味わえる重厚感あるダンスナンバー」だと仕上がりを語っていたが、ツアーの核となる予期せぬ曲からの始まりに客席からは大きな歓声が上がっていた。

 そして、場内が暗転したのも束の間。ふたたびスポットライトが灯ると黒猫をイメージさせる衣装の鈴木愛理がバックダンサーとともにステージ上段の中央へと現れ、「Good Night」や初披露の「Get in the Groove」「TRICK」をノンストップで歌い上げた。以降も客席を魅了しながらの神出鬼没かつパワフルなパフォーマンスが交互に繰り返され、アンコール含む計20曲を披露して2時間におよぶステージは終演した。

 開演前、今回のツアーへ挑むにあたり「ダンス・ナンバーを中心に“攻め”の曲が多いので、歌って踊るスタイルをもっと自分のモノにしていきたい」と決意を示していた鈴木愛理。〈鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”〉は8月4日(日)大阪・フェスティバルホールまで全国で開催される。8月12日には国営ひたち海浜公園で開催される大規模音楽フェス〈ROCK INJAPAN FESTIVAL 2019〉への出演も控えるが、ソロシンガーとしてのさらなる成長に期待がかかる。


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[鈴木愛理コメント]
――今回のツアー・タイトル「Escape」の意味は?

 「英単語の「Escape」は「逃げる」という意味をもっているのですが、そのままの意味をツアーの内容にしています。 鈴木愛理が指名手配されている設定で、いろんな人に追われているところから〈逃げる〉という意味を取って〈Escape〉というツアー・タイトルにしました。 このツアーのテーマ・ソングでもある〈Escape〉という楽曲が私のデビュー・シングルになることからもダブルの意味を込めて〈Escape〉というタイトルにしました」

――昨年のツアー〈PARALLEL DATE〉からの変化は?

 「〈PARALLEL DATE〉は1つの物語として成立するものを作りました。そのスタイルを今回でも貫いていこうということで、本編は 1 つの物語としてパッケージ化したものを作るように意識しました。前回は〈PARALLEL DATE〉という名の通り、鈴木愛理とパラレルの世界でデートしている気分を味わえるツアーだったのですが、今回は〈Escape〉なので、まったく異なる体感 をしていただける内容だと思います」

――1stシングル(の楽曲)はどのような仕上がりですか?

 「今回の楽曲は、イントロから耳に残る楽曲に仕上がりました。今回のツアーのテーマソング的な雰囲気もある曲です。アニメな世界観だったり、ちょっと非日常的な世界観 を感じられるような重めなサウンドになってるダンス・ナンバーです。今回とくに嬉しかったことは、私が憧れてきた BoA さんの〈VALENTI〉や〈LISTEN TO MY HEART〉などの楽曲を手掛けてきた原(一博)さんに楽曲を書いてもらったことで す。レコーディングのディレクションまでしていただけたことが、1stシングルとしてすごく大きな大きな思い出になったので大事に歌っていきたいと思います」

――1stアルバム『Do me a favor』からの成長や変化は?

 「1stアルバムを出したのが(2018年)6月6日で、もうそろそろでデビュー1年になります。私の中では時間が経つのが早かったのか遅かったのか、本当にわからない感じです。あっという間だったと思うこともあるんですけど、デビューしたのが 3年前くらいに感じることもあり、デビュー1年目はすごく充実した濃厚な活動をたくさんさせてもらえました。シングル〈Escape〉の歌詞に“鬼さんこちら手の鳴る方へ”というキャッチーなフレーズが入っていたりするので、カラオケでも歌ってもらいたいと思います。ライヴの中で歌いたい楽曲もたくさん増えて、自分のこだわりがどんどんでてくるようになったのは成長したところかなと思います。これからも作品をたくさん作っていきますのでいろんな楽曲を楽しみにしててください」

――今回のツアーを経て、どのように成長していきたいですか?

 「初めてのホールツアーでリハーサルを行って感じたことは、視野を広くとる、目線を高くする、できるだけ多くの方と目を合わせるという意識があるので、姿勢がピンとします。今回のツアーは「非日常感」が際立つ演出になっていますので、自分がその世界の中で皆さんが“追いかけたくなる”と思えるような物語の主人公をしっかりと演じたいです。ダンスナンバーの攻め曲がセットリストに多いので、歌って踊っていくスタイルを もっと自分のものにしていきたいです。たくさんの方に見に来てもらえるように頑張ります」


■2019年9月4日(水)発売
鈴木愛理
「Escape」

初回生産限定盤A CD + DVD EPCE-7513〜4 1,600円 + 税
初回生産限定盤B CD + DVD EPCE-7515〜6 1,600円 + 税
初回生産限定盤SP CD + DVD EPCE-7517〜8 1,600円 + 税
通常盤A CD EPCE-7519 1,000円+税
通常盤B CD EPCE-7520 1,000円+税
通常盤C CD EPCE-7521 1,000円+税

[収録曲]
01. Escape
02. IDENTITY
03. Escape(Instrumental)
04. IDENTITY(Instrumental)

鈴木愛理 LIVE 2019 “Escape”

6月2日(日)
愛知 日本特殊陶業市民会館フォレストホール

6月8日(土)
大阪 NHK大阪ホール

6月16日(日)
神奈川 パシフィコ横浜 国立大ホール

6月22日(土)
宮城 東京エレクトロンホール宮城

6月29日(土)
広島 JMSアステールプラザ 大ホール

7月12日(金)
北海道 わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)

7月19日(金)
福岡 福岡市民会館

8月4日(日)
大阪 フェスティバルホール

※お問い合わせ: M-line club 03-3560-8156(平日14:00〜18:00)
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