

アニメ・ソングをヘヴィ・メタル風にアレンジして演奏するという“アニメタル”がデビューを飾る。もともとは野村義男とプロデューサーである久武頼正との何気ない会話から生まれたそうだが、そのコンセプトのユニークさと演奏能力の高さなどで大きな話題となった。鍵となるヴォーカリストにはアンセムでの活動で知られる坂本英三(“さかもとえいぞう”として参加)が迎えられ、あの凄まじいシャウトで「ガッチャマンの歌」や「デビルマンのうた」などを甦らせた。





アルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』の最後のレコーディングが行なわれた。午前10時から午後1時のセッションで、ビートルズは「彼氏になりたい」のテイク16をレコーディング。その後、メンバーはジョージ・マーティンと、ノーマン・スミスによるモノ・ミックス作業(「彼氏になりたい」「リトル・チャイルド」「ホールド・ミー・タイト」の3曲)を見学した。昼食を済ませるとビートルズは、初の海外ツアーのためスウェーデンへと向かった。翌日にはストックホルムでラジオ番組の公開収録(リハーサルなし)が行なわれ、「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」「フロム・ミー・トゥ・ユー」「マネー」「ロール・オーバー・ベートーヴェン」など全7曲を演奏した(放送は11月11日。この収録から5曲が『アンソロジー1』に収録された)。