

ディープ・パープルで活躍し、ロック・シーンを代表するキーボード奏者であるジョン・ロードが、英国レスターに生まれる。9歳でピアノをはじめ、クラシックに傾倒しつつロックも好み、60年代初頭からミュージシャンとしての活動をはじめる。激しく、凄まじいインプロヴィゼーションが印象的だが、クラシックの素養はそのプレイに確実に根付いている。ちなみに、リッチー・ブラックモアが本格的にクラシックを好むようになったのはロードの影響らしい。
ジャズ・ギタリストのレス・ポールが米国ウィスコンシン州に生まれる。8歳の時にハーモニカを吹き始めたのが音楽体験の原点であり、バンジョーを経てギターを手にする。17歳の頃から本格的にミュージシャンとして始動、1940年代に入ると自分の手でオリジナルのギターを制作し始め、52年に自らの名を冠したギター“レス・ポール”が誕生する。丸みを帯びたボディが特徴的で、ジャズからロックまで、数多くのギタリストが愛用している名器だ。
インディーズで驚異的な人気を誇っていたMALICE MIZERが、2ndアルバム『Voyage』を発売。この作品は、Gackt加入後初のアルバム。彼の幻惑的なボーカルが中世ヨーロッパを連想させる濃ゆい彼ら独特の音楽とピタリとハマリ、その後ますます女子ファンを増やすこととなった。ちなみにGacktが加入した理由は、“清水寺に眠っていたところを掘り出した”“三十三間堂にある仏像のうち、眉間にしわの入っていた1体に命を吹き込んだ”など諸説ある。
B'zが26枚目となるシングル「ギリギリchop」を発売。定位置であるオリコンチャート1位の座を獲得するのであるが、何より「何故そのタイトル?」という衝撃的なネーミングも話題となった。曲名の由来としては、ギリギリは決まっていて、あと強い言葉で別にchopでも固めでもキックでもよかったとか。「ちょっとでいい」に重ねて「chopでいい」と歌ってるところも聴きどころ。ロックの日(6/9)にはこんなハードなナンバーがぴったりかも。

藤子・F・不二雄原作のSF漫画。87年11月2日に90分のTVスペシャル版が放送され、好評だったため翌88年3月27日から正式にスタートした。放送終了までに8年、全331話という長寿番組になった。主人公・キテレツが発明家の先祖・キテレツ斎が残した書物「奇天烈大百科」に記載されている数々の発明品を復元して活躍する話。当初、アニメは94年に終了決定だったが諸事情により2年後の96年まで2年以上もの放送延長となった。最終回は2年前に完成されていたものを放送した。

ロンドン離婚裁判所にてジョージとパティの離婚が成立。パティは79年にジョージの親友であるエリック・クラプトンと再婚。ことの発端はインドに没頭するジョージに対し、パティが自分に気を惹かせるためにはどうしたらいいかとクラプトンに相談したこと。クラプトンはあて馬としての役を引き受け、結果パティはジョージの元へ戻り、ジョージは「サムシング」を完成させる。しかし、クラプトンは本気になってしまい、パティへの気持ちを「いとしのレイラ」にぶつける。その後、ジョージとパティは別居。パティはクラプトンに惹かれていく。そんな出来事がありながらも、ジョージとクラプトンの友情は壊れることなく続いていくのだった。