


スラッシュ・メタル四天王のひとつ、スレイヤーのドラマーとして知られるデイヴ・ロンバードがキューバに生まれる。2歳の時にカリフォルニアに移住、ボンゴをきっかけに打楽器に興味を持ち、後にドラムスへ手を伸ばすことになる。キッスのピーター・クリスやレッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムから影響を受け、スレイヤーではロック史上最速ドラマーとして話題に。数少ないドラム・ヒーローのひとりとして、メタル界で高い人気を誇っている。
相川七瀬、大阪府に生まれる。中学三年の時に応募したオーディションで織田哲郎に見い出され、95年に「夢見る少女じゃいられない」でデビュー。その後シングルは連続12枚トップ10入り、アルバムはすべて初登場1位を獲得などのヒットを記録する。その後しばらく、ヒットチャートに姿を見せなかったが、2000年以降、“洋楽の殿堂”ハードロックカフェで日本人初のライヴを行なったり、書き下ろしの絵本を上梓(2002年)したりと、それまでとは違うアプローチの“攻め”を見せている。
当時、この曲を街角や着メロでどのくらい聴いただろう。宇多田ヒカルの「Can You Keep A Secret?」が発売。主題歌となったドラマ『HERO』の超高視聴率とあいまって、大ヒットとなる。木村拓哉本人が直接ラヴ・コールを送り、このタイアップが決定したといわれている同曲。「曲がほとんど出来上がってから主題歌の話がきたの。検事のストーリーって聞いて、悩んでた最後の2、3行の歌詞をあてはめた。それがどこかは、歌詞カードを見れば分かるよ」というヒッキーらしいエピソードもある。
大御所ラッパー、アイス・T誕生。幼い頃に両親を失い、やがてギャング団に加わったという過去を持つ。'83年に「The Coldest Rap」でデビュー。俳優としても'84年に映画『ブレイクダンス』の端役でスクリーンデビューを果たす。当然といえば当然だが、暴力やドラッグなどを描いた彼のリリックのリアルさには定評があり、'91年の『ロラパルーザ』内の「コップキラー」は、その過激な内容が当時話題となった。余談だが、映画『ニュー・ジャック・シティ』内での、アイス・Tの役柄は警官。
2000年2月16日、新條まゆの少女漫画『快感・フレーズ』を原作にしたTVアニメ『KAIKANフレーズ』のオリジナル・サウンドトラックが発売される。アニメ内のヴァーチャル・バンド「Λucifer」(リュシフェル)が現実のバンドとなり登場したことでも話題となった本アニメ。サントラで作曲/プログラミング/プロデュースを手がけたのは、元ソフト・バレエの森岡賢。時にハードに時にムーディにアレンジの才を駆使し、彼ならではの都会的感覚が満載されている。
1977年、佐伯日菜子が奈良県に生まれる。1994年に大島弓子の漫画を原作とした映画『毎日が夏休み』でデビュー。ヒロイン・林海寺スギナを好演し、第18回日本アカデミー賞新人賞を受賞。ハマりすぎの黒井ミサ役を熱演した『エコエコアザラク』をはじめ、『らせん』『うずまき』『蛇女』とホラー作品での演技は人気が高く、“ホラー・クイーン”と呼ばれた時期もあるが、役柄を問わず高い演技力で魅せる。
1月11日に発売されたセカンド・シングル「プリーズ・プリーズ・ミー」がメロディ・メイカー、NME両紙で初の1位を獲得。 1月30日付のヒット・チャートに17位で初登場してから、3週間後のことだった。このように1位を獲得したのにもかかわらず、アルバム『ザ・ビートルズ1』に収録されなかったこの曲。その理由は英国オフィシャル・チャートにあたるミュージック・ウィーク誌やレコード・ミラーなどでの成績が2位止まりであったことが原因のようだ。