


Tommy february6がシングル「EVERYDAY AT THE BUS STOP」でデビュー。the brilliant greenのシンガー、川瀬智子の別名プロジェクトだが、川瀬がプロデュースをする女性シンガーという設定である。ブリグリのどこか影のあるメロディとは異なり、80年代のテクノポップを彷彿とさせるキャッチーな楽曲を聴かせ、アイドルちっくなPVも話題に。なお、CD+DVDという形態でリリースされたのは、今作が業界初だった。
所ジョージ(本名・芳賀隆之)が「ギャンブル狂騒曲」でデビュー。バラエティ番組やドラマ、CM出演に雑誌の編集長……と多彩な面を見せる所さんも、本業は歌手。パチンコや競馬、競輪などを歌ったこのデビュー曲は、27曲入りと凄いボリュームの1st『現金に手を出せ』に収録されている。しかし「まったくやる気がございません」「世田谷のアラブ人」と、その風体まんまの飄々とした曲名の多きことよ。アルバム数は軽く20を超えてるのでした。

明るくロマンチックなシンセポップで一世を風靡したa〜ha。大ヒットしたデビュー・シングルの「テイク・オン・ミー」をリリース。この頃、彼らはMTV大賞7部門を受賞し、ノリにノッていた。93年のアルバム『メモリアル・ビーチ』は、シンセポップを卒業、ぐっと渋めの音作りをし、評価される。この後メンバーのモートンとポールはソロ活動に、マグスは画家に転身したが、2000年にアルバム『遥かなる空と大地』を発表し、古くからのファンを喜ばせた。


ロンドンのハマースミス地区にあるホワイト・シティ・スタジアムで公開放送されたBBC1のテレビ番組『ジューク・ボックス・ジュリー』に、ジョージとリンゴが審査員として出演(前年の6月22日にジョンが出演し、ビートルズの4人でも前年12月7日に審査員として出演している)。収録はロンドンのテレビジョン・センター(第4スタジオ)で行なわれ、ジョージが出演した回は生出演として放送された。また、リンゴが出演する回は録画され、1週間後の8月1日に放送された。