

米国のプログレッシヴ・メタル・バンド、ドリーム・シアターが初のコンセプト・アルバム『メトロポリス・パート2〜シーンズ・フロム・ア・メモリー』を日本でも発売した。輪廻転生をテーマにした作品で、深遠な歌詞世界はもちろん、楽曲のクオリティの高さと完璧な構築美により、リリース当初から名作と称される。いつかはコンセプト・アルバムを作るのが“使命”とも思われていたバンドだけに、その素晴らしい完成度にファンは歓喜した。

〈新宿系〉という呼び名を決定づけた「歌舞伎町の女王」をはじめ、歌だけでなく毎回そのプロモーション・ビデオも話題になる椎名林檎が、まさに林檎コスプレ決定版とも呼べる4発目マキシ・シングル「本能」をリリース。全編病院をイメージしたような映像に、看護婦姿の林檎姫がガラスを割るシーンが印象的に挿入されている。実際の撮影では本物のガラスを割っていたといい、そのおかげで、彼女の右手と足は傷だらけになってしまったとか。また、同日にはデビュー・シングル「幸福論」をマキシ・シングルとして再リリースもした。
“ヴァイオリンの鬼神”とも呼ばれるニコロ・パガニーニ、イタリアのジェノバに生まれる。11歳で演奏会デビューするも、いったんは音楽の舞台から姿を消し(その間、賭博やら不倫やらで大忙しという噂もあり)、再び脚光を浴びるのはなんと40歳になってから。シューベルトが「天使の声を聴いた」と舞い上がったといわれるほど白熱したステージでは、緩急自在なパガニーニの高度なテクニックが披露され、熱狂しすぎた女性のなかには、失神状態になった人もいたという。
元アリスの堀内孝雄、大阪に生まれる。愛称はべーやん。その由来は、中学の頃、赤穂浪士が好きな友人に堀部安兵衛と呼ばれていたものが、「堀」が取れ、大阪っぽく「やん」が後についた結果だとか。'71年谷村新司とアリスを結成。デビュー曲「走っておいで恋人よ」を発表。谷村新司とのツインボーカル、また「冬の稲妻」など作曲家としての才能もファンを魅了した。ソロになってからも「愛しき日々」が大ヒット。また、ドラマ『はぐれ刑事純情派』の主題歌もすべて担当していたりもする。
1940年、女優/声優の二階堂有希子が東京都に生まれる。モンキー・パンチ原作“ルパン三世”のTVシリーズ第1期(通称“緑ルパン”)で初代峰不二子役を務め、人気を博す。『母をたずねて三千里』では主人公マルコ・ロッシの母、アンナの声を担当。数々のテレビ・ドラマ、映画にも女優として出演。1970年代を彩った女優/声優のひとりである。夫で俳優の柳生 博と共に、長野県八ヶ岳にてレストラン“八ヶ岳倶楽部”を運営。植林活動などにも尽力している。
EXILEのパフォーマー“MAKIDAI”こと眞木大輔が生まれる。2004年には同じくメンバーであるUSAとともにヒップホップ・グループ“RATHER UNIQUE”を結成。MCにも挑戦するなど常に意欲的な彼は、ドラマ『ホットマン2』出演をきっかけに俳優業へ進出。榮倉奈々とのW主演を務めた映画『渋谷区円山町』など、着実に結果を残している。
リンゴ、EMI第3スタジオにて14時30分から17時30分と19時から22時45分までアルバム『センチメンタル・ジャーニー』のレコーディングを行なった。この日はコール・ポーター作のスタンダード・ナンバー「ナイト・アンド・デイ」をレコーディング。レコーディングには17人編成のオーケストラが参加した。このアルバムはジョージ・マーティンのプロデュースによるもの。ビートルズのメンバーの中で、ソロ・アルバム1作目でプロデュースをジョージ・マーティンが担当したのは、リンゴのこのアルバムだけであった。