

英国のヘヴィ・メタル・バンド、アイアン・メイデンのドラマーであるニコ・マクブレインがロンドンに生まれる。本名はマイケルだが、“ニコ”の愛称は子どもの頃に気に入っていたぬいぐるみの名前だとか。さらに、レーベルとのミーティングの際、マネージャーがニコと紹介したため、そのまま使うようになったらしい。実直ながらシニカルというイメージの強いメイデンのメンバーの中では、異彩を放つ豪快さの持ち主。声がデカくて常に笑顔の、愛すべき男である。


青春歌謡の金字塔、舟木一夫のデビュー曲「高校三年生」が発売。同曲では幼い印象を与えるということで、当時、発売直前にいろいろもめたという。しかしフタを開けてみればわずか1ヵ月余で10万枚を突破、8月には20万枚、9月には40万枚(しかも映画化決定)、とトントン拍子で売れまくり、年末には100万枚を突破する大ヒットとなったのであった。12月のレコード大賞で新人賞を受賞した舟木は大泣き。男なのに情けない、という声もあったが、これがレコ大受賞者の涙・第一号となったのであった。
ニルソン、マライア・キャリーによるカヴァーで有名な「ウィズアウト・ユー」。この原曲を作ったのが、ピート・ハムとトム・エヴァンス。彼らのバンド、バッドフィンガーは、ビートルズのアップル・レコードと契約したため、“ビートルズの弟分”と称された。その言葉を嫌って移籍したものの、悪徳マネージャーによって食い物にされる。改善されぬ経済状況のなか、ピート・ハムが1975年に自殺。8年後には、重なる裁判に疲れてトム・エヴァンスも自殺した。
96年4月2日から同年9月24日までに全26話が放送されたTVアニメ。ファンタジー、運命、科学、恋愛など様々なテーマを複雑に絡めたストーリー展開は、放送終了した今でも根強い支持を受けているアニメだ。菅野よう子・溝口肇による音楽をワルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラによるフルオーケストラがストーリーを彩っている。また、主人公を演じた坂本真綾のヴォーカル曲も収録されている。

ジョンとヨーコ、ショーンを連れて来日。この日から9月16日までの3ヵ月間を日本で過ごした。このときの来日では東京を中心に過ごしていた。この頃のジョンは、日本で夏を過ごすのが習慣となっていて、前年77年には5月から約5ヵ月間、日本に滞在。軽井沢を拠点として、サイクリングや水泳などを楽しみながら過ごし、北海道や京都などへも足を運んでいた。翌79年には、7月からの1ヵ月間を日本で過ごしていた。