マイルス・デイビスと彼の音楽に影響を受けたメンバーからなるオールスター・バンド、マイルス・エレクトリック・バンドが、その名を“M.E.B.”にあらため、初のスタジオ・アルバム『ザット・ユー・ノット・デア・トゥ・フォーゲット』を4月21日（金）に発表します。現在、アルバムからの1stシングル「ビッチェズ・アー・バック」が公開中です。

　バンド・メンバーにはロン・カーター、スタンリー・クラーク、マーカス・ミラー、ジョン・スコフィールド、ヴァーノン・リードといった豪華アーティストが名を連ねており、アルバムに収録される全5曲のうち2曲にはマイルスの未発表音源が使われています。プロデューサーはマイルスの甥であるヴィンス・ウィルバーンJr.と、19歳でマイルスのアルバム『ビッチェズ・ブリュー』（1970年発表）に参加したドラマーのレニー・ホワイト。ジャケットのアートワークは、1987年10月からマイルスが亡くなる1991年9月まで彼のパーソナル・アシスタントを務めたアフロフューチャリストの画家マイケル・エラムが描き下ろしました。

　また、このアルバムのアナログ盤（ピンク・ヴァイナル）が4月22日（土）に開催される「Record Store Day 2023」で限定発売されます。