フィンランドのパワー・メタル・バンド、ストラトヴァリウスの元リーダーとして知られるティモ・トルキ（TIMO TOLKKI）が、1994年発表の3rdアルバム『Dreamspace』リリース時のオリジナルラインナップで新バンド“TIMO TOLKKI’S STRATO”を結成。9月1日（金）にデジタル・シングル「（is this the）brave new world ?」をリリース、10月27日（金）にアルバムを日本先行でリリース予定となっていることが発表されました。

　ストラトヴァリウスは34年前にスタートし、パワー・メタルのムーブメントの火付け役となった、欧州ヘヴィ・メタル・シーンのリーダー格ともいえる存在。今回、そのストラトヴァリウスを率いたティモ・トルキがヴォーカルを取った最後のアルバムで、人気楽曲の「Chasing Shadow」「Hold On To Your Dream」「We Are The Future」「Wings Of Tomorrow」も収録された3rdアルバム『Dreamspace』リリース時のラインナップが集結。ティモ・トルキ（vo，g）、トゥオモ・ラッシーラ（ds）、アンティ・イコーネン（key）という、1stアルバム『Fright Night』から『Twilight Time』『Dreamspace』『Fourth Dimension』までの4枚をリリースしたメンバーで新バンドが結成されることとなりました。3人は2022年の夏に会い、1stアルバム当時のオリジナルメンバーでバンドを組むことを決め、2023年初頭からリハ―サルを行ない、新曲を書いてきたとのこと。

　このバンド結成のニュースは、いちはやくDJ和田誠のラジオ番組であるFM大阪『CAPTAIN−ROCK+PURE』（日曜22:30〜23:00）にて発表。『CAPTAIN−ROCK+PURE』のYouTubeチャンネルではティモ・トルキのメッセージも観ることができます。アルバム・タイトルは、『Return to Dreamspace』。変わらぬ哀愁漂う様式サウンドで、メロディック・スピード・メタルのレジェンドらしい楽曲が揃っているほか、ティモ・トルキが20年以上ぶりにリードヴォーカルを担当する事にも注目の作品となっています。

　本作は、10月にワーナーミュージック・ジャパンのメロスピレーベル「a quarter century flame」からワールドプレミアでの発売が決定。その後、全世界のリリース、ワールド・ツアーも予定。パワー・メタルの先駆者たちによるバンドでの帰還に期待が高まります。