伝説的復活をした男闘呼組メンバーを中心とした、寺岡呼人プロデュースによる新バンド、Rockon Social Club。2022年に始動してから精力的なライヴ活動を行ない、現在は全国ツアー〈KURE 5-56 Presents Rockon Social Club Tour 2025 FOREVER CALLING -Still Rockin’-〉を開催中。そのツアーの最中である11月5日には、多くのゲストを迎えた初のコラボ作となるニュー・アルバム『THE SHOW MAN』もリリースしました。
3年前、約30年ぶりに復活を遂げ、翌年解散した伝説の4人組バンド「男闘呼組」を“核”に一昨年結成され、話題沸騰中の6人組バンド「Rockon Social Club」のキーボード奏者として、全国ツアー中の前田耕陽は、笑顔を弾かせながら力強くこう語る。大阪公演は11月17、18日と12月8、9日の計4日間のステージ。場所はロックの聖地・Zepp Osaka Bayside。「大阪は僕の“地元”だけに、何としてでも盛り上げたい」と意気込む前田に、ライブに懸ける熱い思いを聞いた。
――伝説バンドの復活劇 ギターの成田昭次、ボーカルの高橋和也、ギターの岡本健一、そしてキーボードの前田耕陽…。1988年に、この4人で結成された「男闘呼組」に、音楽プロデューサー兼ギターの寺岡呼人、ドラムスの青山英樹が加わり、2023年、「Rockon Social Club」はセンセーショナルにデビューした。「大人たちが自由に集える社交場に…。そんな期待を込めて命名されました」バンド名の由来について語る前田の目に自然と力が漲る。2024年、6人で全国ツアーを敢行。東京、大阪、名古屋、福岡など計30公演を行い、日本武道館での公演も成功させた。今年もツアーの真っ最中。9月5日の東京公演を皮切りに12月25日の横浜まで計18公演を行う予定だ。