5月12日に来日ツアーを終えたばかりの豪・シドニーのオルタナティヴ・アクト、
スタンド・アトランティック(Stand Atlantic)がニュー・シングル「Velcro」をリリース。あわせて、ミュージック・ビデオが公開されています。
「Velcro」は、バンドのトレードマークであるハイ・エナジーなサウンドを保ちつつ、新たに獲得した感情の率直さを響かせる、バンドの決定的な転換点と位置づけられる一曲。磁石のように惹き合う感情、剥き出しの脆さ、そして距離を置きたいのに離れられない依存的な引力――そうした要素から立ち上がる「Velcro」は、スタンド・アトランティックの代名詞であるパンチの効いたエナジーを湛えつつ、サウンドおよびソングライティングの双方において新章への扉を開くラヴ・ソングとなっています。
エクスタティックなロック・サウンドを牽引するのは、強い推進力を備えたメロディ。楽曲の核にある「無防備に頭から恋に落ちる」感覚と同じく、瞬発的で抗いがたいフックが全編に散りばめられています。シドニーのNewtownにあるアイコニックなYoung Henrysブルワリーで撮影されたミュージック・ビデオには、バンドの研ぎ澄まされた演奏が躍動感とともに収められています。
フロントウーマンのBonnie Fraserは、「私はこの10年間、ラブソングを避けて、結局はハートブレイクに終わった話ばかり書いてきた。『Velcro』で、その呪縛がようやく解けた。長いライターズ・ブロックを抜けた直後に生まれた、ここ最近で一番正直な曲。だからこそ録音もライヴで、生々しく、フィルターをかけずにやる以外に方法はなかった。呪いは正式に解かれ、ゲートは開かれて、私たちの“lovergirl”の時代がいま始まる。『Velcro』が“どういたしまして”って言ってる」と語っています。
photo by Nikki Haney