タワーレコード渋谷店が全面改装、今年の11月下旬にリニューアル・オープンすることが決定しました。今回のリニューアルでは、そのコンセプトを「360°エンターテイメント・ストア」とし、“LIVE”をキーワードに、実際の店舗でしか体験できないさまざまな価値を提供していくとのこと。なお、リニューアル工事は8月11日（予定）より、まず8階と地下1階からはじめ、以降フロアごとに改装していく予定。

　今回のリニューアルでは、まず在庫はジャンル全体で10万枚増強し、80万枚とするとともに、フロア構成も現在の音楽ユーザーの嗜好や買い回りの傾向などに合わせ全館を見直し。試聴枚数も現在の約2,300枚から倍増予定。

　また、リニューアルの目玉でもある地下1階のイベント・スペース「STAGE ONE」を全面改装することで、USTREAM配信など情報発信力をさらに高め、より多くの形態のイベントを実施していく予定。さらに、各フロアにもフリー・スペースを設けることで、トーク・イベントや握手会、サイン会などのイベントを複数階で同時に行なえるように。

　売場面積では、現在、オフィスとして使用している8階の一部を展示や催事が行なえる多目的スペースとすることで約50坪増床（リニューアル後は1,550坪）。8階の多目的スペースでは、現在、1Fのラウンジ・スペースなどで行なっているアーティストの写真展や衣装展をはじめ、有料イベントを含む様々な企画イベントを実施します。

　さらに、現在USTREAMで行なっているライヴの即時配信やSNSを使った音楽情報の提供もさらに積極的に推進。タワーレコード渋谷店では、世界最大級の売場面積、在庫数と、インストア・イベントや展示イベント、さらにはインターネットによる音楽情報やコンテンツの配信など、立体的に音楽に触れ、買い物だけでなく、店を訪れること自体を楽しめる店舗を実現させるとのこと。