2013年ブレイクが期待されるアーティストとして今UKで最も注目を浴びているロックンロール・バンド、パーマ・ヴァイオレッツ（Palma Violets）のデビュー・シングル「Best Of Friends」の発売が決定しました。ザ・スミスやザ・ストロークス、ザ・リバティーンズを見出した老舗レーベル、ラフ・トレードの共同経営者ジェフ・トラヴィスがたった1曲を聴いただけで即契約したことで話題となっているパーマ・ヴァイオレッツ。大英帝国博物館のトイレ清掃員していたギター / ヴォーカルのサム・フライヤーと、学校になじめずバンドを始めたくて仕方のなかったベース / ヴォーカルのチリ・ジェッソンがレディング・フェスティヴァルで出会い、ロンドンで再会したことをきっかけに結成。その後、キーボードのピート・メイヒューとドラマーのウィル・ドイルが加入し、南ロンドンのランベスにあるStudio180を拠点に活動を開始、バンドのHPはおろかFacebookなどを一切利用しなかったもののファンの口コミでその噂が広まりライブに人が殺到、中にはニック・ケイヴやバーナード・バトラー（ex. スウェード）など大物ミュージシャンの姿もあったそうです。

　サムとチリのツイン・ヴォーカルや荒々しい演奏、Studio180でのゲリラ的で破天荒な活動はまるで初期のザ・リバティーンズを彷彿させるようだとして話題になっています。

　そんな彼ら待望のデビュー・シングル「Best Of Friends」（輸入盤）が11月2日に発売されます。すでに英音楽誌NMEの表紙に大抜擢されるなど、2013年ブレイク間違いなしの彼ら。NMEによると「この10カ月間、イギリス全土の音楽関係者がパーマ・ヴァイオレッツを一目見ようと、各地から遠路はるばる殺到している。」 とのことで、今後の活躍に注目です！

　またカップリング曲「Last Of The Summer Wine」も、パルプのスティーヴ・マッキーと共にレコーディングしたことで話題となっています。