ミュージシャンとカメラマンの両親の間に生まれた18歳のヴォーカリスト、アロウ・デ・ワイルドと、高校時代に出会ったギタリスト、ヘンリー・キャッシュを中心に、2015年にロサンゼルスで結成されたバンド、スタークローラー（Starcrawler）。デイヴ・グロール、エルトン・ジョン、ジェラルド・ウェイ、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の主演で知られる俳優のイライジャ・ウッドらが絶賛する彼らのデビュー・アルバム『スタークローラー』（RTRADCDJP-890 2,000円 + 税）が1月19日（金）に発売されます。プロデュースはライアン・アダムス。リリースに先駆けて収録曲「I LOVE LA」のミュージック・ビデオが公開されています。

　デビュー・シングル「Ants」がユニクロの海外TV-CMに起用され、ザ・レモン・ツイッグスやCRXのライヴをサポート、バルセロナで開催された大型フェス〈Primavera Sound〉やデイヴ・グロールがキュレートした〈Cal Jam〉に出演するなど注目を浴びているスタークローラー。今作は、数々の名作を残してきた老舗レーベル、ラフ・トレードからのリリース。ラフ・トレードの創設者、ジェフ・トラヴィスは「もし君が、ロックンロールはもう死にかけで、本来の遊び心やパフォーマンスや原始的なエネルギーを失っていると思うのなら、それはまだスタークローラーに出会っていないということだ」と語っています。また、プロデュースを務めたライアン・アダムスは、バンドをみずからが設立したPax-Amスタジオに招き、アナログテープを用いてレコーディング。ライアン・アダムスはTwitterで「このスタークローラーのアルバムを聴けば、君の脳を覆うペンキが剥がれるだろう」と述べています。

　MVの監督を務めたのは、アロウの実の母であり、ベック、ホワイト・ストライプス、エリオット・スミスらとの仕事や、プラダのショート・フィルムなどを手がけるオータム・デ・ワイルドです。