スティーヴ・ウィンウッドの良き相棒として、英国の名バンド、トラフィックを支えたドラマーのジム・キャパルディ（Jim Capaldi）が1月28日、胃癌のためロンドンの病院にて死去した。享年60歳。

　ジム・キャパルディはスティーヴ・ウィンウッド、デイヴ・メイソン、クリス・ウッドとともにトラフィックを結成し、シングル・ヒットよりもライヴ、アルバムで地味ながら安定した評価・人気を獲得。またソロとしても自らヴォーカルを披露したソロ作を数多く発表し、その円熟味を深めた歌声と情緒溢れるメロディが人気を呼んでいました。

　今回の訃報にスティーヴ・ウィンウッドは、トラフィックの新作およびライヴを近い将来計画していただけに「非常に動揺している」とのコメントを発表。またジム・キャパルディの公式HPには彼の死を悼んだ追悼メッセージも掲載されています。心よりご冥福をお祈りします。