NHK-FMにて、第34回〈NHK名古屋放送局 創作ラジオドラマ脚本募集〉最優秀賞受賞作品をラジオ・ドラマ化した、『FMシアター「帰り来るもの」』が5月18日(土)22:00より放送されます。出演は、
萩原聖人、
池津祥子(大人計画)、棚橋真典、かわちよしえなど。音楽と劇中歌は、昨年解散した
Aqua Timezにギタリストとして所属していた“Daisuke”こと、長谷川大介(写真)が担当しています。
「帰り来るもの」は、共に福島県出身である中高年男女による一晩の物語を描いた作品。バンド解散後、今回が初の音楽制作となった長谷川は「この度初めてラジオドラマの音楽を担当させていただきました。私の故郷である福島県富岡町には、夜ノ森という桜が綺麗に咲く場所があり、曲を作りながらその桜を思い出していました。今作に書き下ろした劇中歌では、震災後なかなか見ることができなくなっていた桜の花を、もう一度しっかりと見に行きたい。そんな思いを込めています。今回こうして地元福島に関する内容でこの作品に関わることができ、本当に嬉しかったです。皆様も、生まれ育った故郷の情景や青春時代を思い返しながら聞いていただければと思います」とコメントしています。