主演・木村拓哉が織田信長を、綾瀬はるかが濃姫を演じ、脚本・古沢良太、監督・大友啓史という日本の映画界を牽引するスタッフが名を連ねた映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』。このたび、2023年1月27日（金）の全国ロードショーに先駆けて、木村拓哉演じる信長、綾瀬はるか演じる濃姫、2人の関係を象徴する場面写真が公開されています。

　政略結婚という最悪の出会いから始まった2人が、いかにして真の夫婦となり、共に天下統一へと向かって行ったのかが描かれる本作。魔王と呼ばれながらも時に悩み苦しむ信長を“ひとりの人間”として描き、その側で支え続けた濃姫との知られざる物語を描いた感動超大作となっています。2人の生涯を今まで描かれることのなかった新たな目線で体現しようと脚本を手掛けたのは、『コンフィデンスマンJP』シリーズなどで知られ、23年のNHK大河ドラマ『どうする家康』の脚本も務める古沢良太。監督には『るろうに剣心』シリーズで世界を驚愕させ、アクションエンターテインメントの金字塔を打ち立てた大友啓史が立ち、他の日本映画とは一線を画すハリウッド級の映像スケールで、既存の作品を超越する圧倒的なエンターテインメントの世界を生み出します。

　このたび公開された場面写真は、信長と濃姫が互いに強く見つめ対峙する場面が切り取られています。これは濃姫の父の領土、美濃で起きたとある事件の直後のシーン。夫である信長の喉元に懐刀をつきつける濃姫からは身も震えるほどの殺気が感じられ、そして信長はその濃姫の強い視線を受け止めながら、対峙しています……。政略結婚という最悪の出会いで結ばれた2人がこれから夫婦としてどのように生きていくのか、まさに「愛すか、殺すか」という関係が鮮明に映し出された場面写真です。

　時代劇初出演となったTVドラマ『織田信長 天下を取ったバカ』（98 / TBS）以来25年ぶりに織田信長役を務める木村は、6月に行なわれた会見で、信長と濃姫の関係について、「信長は今では想像もできないような感情にさいなまされながら、世の中に疑問を抱いて声を上げた人。きっと傍らにいてくれた濃姫の存在によって行動・決断したことや、彼しか抱くことのなかった特別な愛情があったのではないか」と語り、木村と3度目の共演で初の夫婦役を演じた綾瀬もまた会見で「今まで観たことのない、信長と濃姫の“夫婦の物語”が描かれているなと感じました」とコメント。2人の言葉通り、今回公開された場面写真からも、夫婦ながら刀を突き付け対峙するほど水と油の関係であった信長と濃姫が、どのように絆を育み夫婦として生きていくのか、その“知られざる物語”に期待が高まります。

©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会