BARBEE BOYSのデビュー40周年復刻シリーズの第7弾として、1989年2月1日発表のアルバム『√5』の2025年リミックス版『√5 デトックス』が6月25日（水）にリリースされます。このたび、発売に先駆けて、アルバム・タイトルに“デトックス”の文字が新たに加えられたジャケット写真が初公開。あわせて作品の詳細も発表されました。

　当時の海外エンジニアや鍵盤楽器が大胆に導入されたサウンドで強烈な印象を残した『√5』を、担当エンジニアの渡辺省二郎が新たに全曲“リミックス”した2025年版『√5 デトックス』。渡辺とBARBEE BOYSとは初期からアシスタント・エンジニアとして関わって以来、なにかと縁の深い関係から、今回いまみちともたかから全幅の信頼を以て任されました。

　渡辺曰く、「あえてオリジナル『√5』は全く意識せずに“デトックス”して、新たにTD作業した順番でまとめたところ、メンバーからも『√5 デトックス』はこの曲順に変えようと言っていただいた」とのこと。『√5』発表から35年以上を経てもなお、いまみちとの息の合ったのスタジオワークで完成された本作は、新たなストーリー構築がなされた“√5”となりました。

　新たなアルバム・タイトルは、メンバー協議の上で「デトックス」盤と命名。いまみちは「この“リミックス”という言葉自体、本作においてはもっと何か面白い言い当て方がないかとKONTAと電話していたときに、“デトックス”って言葉が舞い降りてきた」と語っています。

　また、続く復刻第8弾として、7月23日（水）に6thアルバム『eeney meeney barbee moe』が復刻されることも発表されました。BARBEE BOYSがエピックからリリースした最後のオリジナル・アルバムのリイシューとなりますが、アナログ盤では初めてのリリース。当時CDリリースを念頭に制作された楽曲が収録されているため、当時同曲順でのカセットテープ発売はあったものの、初LPリリースするにあたり、単純にCD曲順でSide-A、Bに割り振るのではなく、LP発売を考慮して本作自体の曲順が変更となります。この曲順変更を受けて『eeney meeney barbee moe』は『√5 デトックス』同様、ジャケットもリニューアルされ、新たなストーリーに生まれ変わりました。これまでの復刻同様メンバー立ち会いによるリマスター音源となります。

　なお、『√5 デトックス』制作についての詳しいストーリーは、バービーボーイズ40周年特設サイト『暗闇日砲デジタル』WEB版最新号内のYouTube動画“「暗闇砲弾」特大号#11”で、いまみち、渡辺出演の鼎談の模様とともにチェックすることが出来ます。今回は［前編］で約20分強に及ぶトークが楽しめますが、6月8日（日）公開予定でさらに［後編］も準備中とのこと。

　BARBEE BOYSは1984年デビュー、男女のツインヴォーカルを擁して1987年「女ぎつね on the Run」でブレイクして人気を博した5人組ロック・バンド。2024年9月21日、デビュー・シングル「暗闇でDANCE」から40周年を迎え、『1st OPTION』『Freebee』『3rd. BREAK』『LISTEN! BARBEE BOYS 4』『Black List』『JUST TWO OF US』とリマスタリング復刻に続き、『√5 デトックス』『eeney meeney barbee moe』も発表されました。今後の40周年企画が続くのかどうか気になるところ。是非続報をチェックしてみてください。