韓国の4人組ガールズ・グループ、
BLACKPINKが4月より行なわれている〈BLACKPINK WORLD TOUR [BORN PINK] JAPAN〉として6月3日に大阪・京セラドーム公演を開催。今月1日に公式発表されていたとおり、メンバーの
JISOO(ジス)は新型コロナウィルスへの罹患により、3日とツアー・ファイナルとなる4日の京セラドーム公演は不参加となりましたが、JISOOのInstagramにアップされた「私が急に参加できなくても、もっと頑張ってステージパフォーマンスしてくれるメンバーたちの大きな応援と力になってください!」との言葉に応えるように、6月3日の京セラドームは熱気に包まれました。
メンバーと所属事務所・YGエンターテインメントの意向により、ライヴ中JISOOは幾度か録画映像で登場。その度に観客から「JISOOコール」が沸き、メンバーのROSÉは「みんなで日本のBLINK(BLACKPINKのファンの愛称)に会いたいと言っていたのですが、JISOOお姉さんの分まで一生懸命がんばります!」と、意気込みを見せました。
メンバーたちはJISOOの不在を埋めるように「How You Like That」「DDU-DU DDU-DU」などのヒット・ソングから、「Pink Venom」「Shut Down」といった最新の楽曲までを、エネルギッシュに披露。約3年半ぶりの大阪コンサートだったこともあり、メンバーの熱いパフォーマンスを目の当たりにしたファンたちは“熱狂”し、このような不慮の事態の中でもファンのことを思い、そしてメンバーがお互いを思い合う4人の固い絆を再確認したことで、会場はあたたかい応援で包まれました。
また、アンコール「AS IF IT'S YOUR LAST」に合わせてJISOOのソロ曲「FLOWER」を3人で披露する一幕も。一夜限りのスペシャルな演出にファンは大盛り上がりに。終盤のMCでは「ペンライトの光が小さく見えるから、ここがどれだけ大きいかわかる。こんなに多くの方が来てくださって嬉しい」と、目の前に広がる無数のピンクの光に感無量な様子で、約2時間のパフォーマンスは終幕しました。